水無月嘉祥は伝統ある老舗和菓子屋である実家を出て、
パティシエとして自身のケーキ屋『ラ・ソレイユ』の開店準備を進めていた。
そこに送られてきた荷物の中に、
実家で飼っていた人型ネコのショコラとバニラが紛れ込んでいた。
追い返そうとするも二匹の必死の嘆願に嘉祥が折れ、いっしょにソレイユをオープンする。
妹の時雨やショコラとバニラのお姉さんネコである
アズキ、メイプル、シナモン、ココナツといった
実家ネコたちもお店に手伝いにきてくれ、楽しくもにぎやかな生活を送っていた。
ある日、ショコラはおつかいの途中で見知らぬ仔ネコに出会う…。
どこか気になる仔ネコとの出会いから始まるハートフルネコストーリーがここに開幕!
かわいいにゃんね
猫に関する鈴試験とかの設定はユニークでよかった
結局ネコが何なのかはわからなかったけど最後まで安定して癒しを提供してくれる日常ものだった。
最初はカカオとお別れするのかなーって思ってたんですけど、そんな事はなく唯々日常を過ごして行くというエピソードがずっと続いてました。癒し枠。
これはアニメ版の艦これやアズールレーンに求められていたモノだよなぁとつくづく思います。こういったエピソードで推しまくっていればすごい良い作品だったのだろうと本当に思います。
カカオが結局捨てネコだったのか?何モノだったのか?など気になるところはありますが、まあみんな可愛かったから細けぇこったぁいいんだよ!という作品でした。
最後の最後で水着回だったのは笑いましたね。
今期一番最初から最後まで安定して面白かった作品でした!
とにかくとにかく猫ちゃんが可愛い!!後から加わったカカオも、そして人間である時雨ちゃんも、もうとにかく一挙手一投足が可愛い!そんな可愛さにただただ癒やされます。
この作品は、1に癒やし、2に癒やし、34も癒やしで、5も癒やしといっていいくらい、とにかく「癒やし」に特化しています。シリアスな展開などを用いず、猫ちゃんたちの可愛い日常風景だけで真っ向勝負という潔さと、それを実現する技量にすごく好感を持ちました。
こういった作品の場合、変化球な作品以上に粗が目立ちやすいものですが、ありふれた日常風景を飽きさせない脚本や演出、高品質な作画などによって、「癒やし」を楽しむのに障るものが一切排斥されてて全力で楽しめたのも特筆したいポイントです。
擬人化した猫ちゃんという現実にはありえない世界なのに、その暮らしぶりがちゃんと地に足ついて見えるのは、まさにそうした多くの工夫と苦労の賜物だと私は思います。
日常系作品のお手本になるような、素晴らしい全12話でした。
メモ
Date:2020/1/14-2020/3/27
Ranking:5/10
opはどちゃくそ盛り上がるし、キャラはかわいいし、とても癒されるアニメではあったけど、なんだろう。
うたのお兄さんなど、童謡のメロディを大人が過剰に聞き続けた結果、精神不安から躁鬱や自殺衝動を引き起こす事例があるのだけれど、それと似たような感覚に陥った。脳が、これ以上の猫摂取に、危険信号を発している...
にゃがーんすこ
基本的にずっとほのぼのした展開で毎週とても癒されました。
特にカカオの成長していく姿が可愛かった。
最終回もありがちな謎のシリアス展開とかじゃなくて良かった。
ザ・日常
シリアスも朝食のシリアルのような軽いもので、
感情に訴えかける涙ダバダバの展開もなく。
潤っちゃう猫さん。かわいいなぁ。
猫ってなんだろう、と概念的な説明もなかったけど、そんなンどうでもいいんや。
可愛いからいいんや。