切り。
「『デュラララ!』みたいなのやりたかったんだろうな…」という思いは伝わるが、現代を舞台にしていることと、登場人物の突飛な設定がうまく噛み合っていない印象。
福岡が殺し屋の激戦区だとか殺し屋の派遣会社が平然と存在するところとか、新卒の斉藤が「はずみ」という軽い理由で裏稼業に入ったこととか、リンの女装趣味とかが現実世界という舞台に対して水と油になっていて、物語の楽しみを妨害するノイズに感じてしまった。
楽しむ前にツッコむことに忙しくて疲れるし、話としても「劣化デュラララ」でしかなく、追う価値はないと判断し切り。「原作は面白い」パターンなのかな…。