実際にこんな裁判は成立しないだろうけどな。
貧民から特権階級に対する訴訟なんて揉み消されるのが関の山。
ウィリアムがナイフを持ち出した時点で
裁判官が守衛を呼んで退廷させるはず。
戯曲をモチーフにした、ウィリアムと被告側弁護人の詭弁合戦は
娯楽になり得る場面ではあるけどね。
他人のカネで賭博させて当せん金要求するとか
警官のすることかよ。横領だろ。
奇跡の高額当せんで借金返済の目途が。
待遇良くしてやりなよ。
ジョーがとった手段は、最善とはいえずとも
ベターな方法ではあったと思う。サチオたちでは
店の権利書を取り戻すことはかなわなかったはず。
若い衆は、苦労していようと
かつてスター選手やジムオーナーに依存してきた立場なのだから
理由をつけてジョーを批難するのは筋違いだろう。
メンバーが愛に依存しすぎている、とみて問題視したのか
幸太郎は双方に別行動をとらせる。距離を置かせたことで
この処置が、グループ崩壊の危機を招く。
親心のつもりかもしれないが、メンバーの態度に気になる面はあろうと
愛が必要だからであり、ほかに手の打ち様はあったのではと思える。
準備不足による過去の失態を悔やんでいながら
決断を躊躇しない幸太郎に無能上司の典型を感じてしまう。
主人公のモデルは、作者が個人的に気に入らない者で
それを貶めるために企画した作品。
12話のゲームマスターの発言が、作者の言いたいこと。
メディアを介して他者を貶めている時点で
おまえも同類なんだよ。
石造りの塔は煙突のようなもので
煙が充満すると逃げ場がない。
殺傷力はたいしたことないかもしれないが
攻撃対象の冷静さを奪う効果が見込めるので
確かに有効だと思う。
作戦決行中の場面は絵的につまらなくなりそうだが…
六号、性格はともかく軍略にかけては天才だな。