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「ドラゴンボールを探して旅をする」――まさに原点回帰。
これまでの系譜を受け継ぎつつ、懐かしさが詰まった物語。
まるで 子供の頃のおもちゃ箱をひっくり返したようなワクワク感 でした。
悟空とベジータが 戦う順番で何度も揉める やりとりには笑わされ、
ハイビスの どこかズレた言動 も、いい味を出していた。
魔人クウの透き通った人柄、
ドクター・アリンスのような、これまでにない立ち位置のキャラ も魅力的だった。
そして、 サードアイの圧倒的な強さ に驚かされ、
最後のオチは 最高に気持ちよかった!
鳥山明先生、ありがとう。たくさん笑いました!
「ドラゴンボールを探して色々な場所を旅する」という原点回帰とも言えるストーリー展開と、ドラゴンボールらしい凄まじい大迫力の戦闘シーンが見応え抜群の面白いシリーズだった。
時系列上は魔人ブウ撃破後だけど、ボール探しの冒険という意味では原作初期やGTの前半、子どもの姿になって戦うという意味ではGTに類似した要素を含んでいて、これまでのシリーズの特徴を包括したシリーズだったと思うけど、全体の雰囲気としては原作初期に近かったように感じる。ギャグシーンが比較的多くて、敵キャラも冷酷非道や残虐というよりは、悪役ではあるけど根っからの悪人ではなくて、コミカルな部分もあって憎めないキャラが多かった。特に魔人クウは本当に良いキャラだった。今となってはドラゴンボールと言えば激しいバトルというイメージが大きいと思うし、敵キャラでも有名なのはフリーザやセル、魔人ブウなど、冷酷なキャラが多い。勿論、フリーザ達みたいな敵キャラには悪役としての魅力があるし、Z以降のバトル展開もすごく面白い。けど、そのイメージが浸透している中で、あえてDAIMAのような原作初期の戻ったストーリーを描いたことは、原点回帰としても、鳥山明先生が関わった最後の作品としても、大きな意味を持っていると思う。
原作初期に近い雰囲気ではあったけど、ドラゴンボールらしい激しい戦闘シーンは健在だし、神作画でスピード感のある戦闘シーンにはすごく興奮した。懐かしい要素もあったし、ビックリするようなサプライズも多かった。特に、ベジータ超サイヤ人3や悟空超サイヤ人4の登場は完全に想定外で驚かされた。
ここまでのシリーズを見てきた身としても、それぞれのシリーズの特徴や要素を拾ってくれた上で見応えある面白いストーリーに仕上がっていて大満足の作品だった。鳥山明先生が制作に関わった最後のドラゴンボールを見届けることができたことを幸せに思うし、ドラゴンボールという作品を生み出してくれたことに心から感謝したい。
20話で終わりなのかな?初期のDBの感じもありつつ、こどもになっても最強感があり、安心感がありつつ最後の戦いまで一気に駆け抜けていました。面白かった。
ドラゴンボールの新作アニメということで楽しみだった今作DAIMA。
本当によくもわるくも最近のドラゴンボールのノリでした。
GTを見てなかったのでサイヤ人4がとても新鮮だった。
鳥山明のあっさり感が良く出ていたなという感想。
小さくなった悟空と仲間たちがドタバタギャグを織り交ぜながら旅する原点に立ち返り、原作者・鳥山明が最後に手掛けた正統性を肯定すべきか否か。そもそも強大な敵とのバトル路線に舵を切ったからこそ「ドラゴンボール」がここまでウケたのではと問われれば、この内容のなさに2クール費やされて得るものがあったかというと……1時間のTVSPで充分だったかな。高齢化しつつある現行出演陣をスムーズにキャスト変更するためのワンクション、と捉えるのは穿ちすぎか。深夜放送らしくイマドキのジャンプアニメに引けをとらない作画の良さでは世界的ビッグタイトルの格を見せつけた。