掛け替えのある恋人か。お互いの利害が一致しているからそんな歪んだ関係もありだと思う。でもそれって恋人が居ないよりももっと虚しい気持ちになるような。。。
後半、茜さんの話がメインになり、勝手に自己解決し最終的には彼女だけハッピーエンドな胸くその悪い展開だけは否めなかった。でも、鐘井先生が茜さんに一目惚れした要因の一つとして彼の母親に似ていたことが含まれるため、結局茜さんは鐘井先生にとって亡き母の代わりの存在であると思えば少しは不快でなくなるかも。
麦と花火に関してはあれで良かったと思う。後半もっと彼らのストーリーにフォーカスして彼らが日の目をみる展開に持っていってくれたら理想的だったけど、残り短い尺で無理やり彼らの仲を取り持つよりかは、未来を想像させるようなエンディングが自然だった。