二人の勇者が自分の行動の行く末に配慮が至らなかったゆえに招いた結果を、後始末として痛感したことがきっかけなのか、ドラゴンの時の自分の暴走への後悔なのか、いずれにせよ、尚文は自分の決断や行動の結末をすごく考えるようになった気がする。
メルティが信用ならないと言ったのも、王族だから信用ならないからだろうけど、それでも過去にどんなことをされたかをフィーロに言わなかったあたり、フィーロの中のメルティへの感情を大事に残したんだろうなぁ、尚文は。
もし、自分がいなくなった時に、フィーロはメルティとこの先仲良くなれるかもしれないとか、もしかして考えているのかなぁ。
クラスアップの時にすべての波が終わった後のラフタリアを思って、自分で方向性を決めさせようとしたのも、きっとラフタリアが両親を失った時のことを思えば、そうなのかなって考えてしまう。
今でこそ強くなったラフタリアであっても、尚文は、いつか自分がいなくなったとしても、ラフタリアには強く生きてほしいという願いを感じる。
私の考えすぎでしょうか。それとも、そうあってほしいという私の願いなのかもしれません。