どこまでも澄んでいて、どうしようもなく痛々しい。
ロマンスものの中だけじゃなくて、今まで見たアニメの中でも一番好きなうちの一つになった。いっぱい泣いた。
「好き」という想いに向けて色々な感情が溢れて、迷って、時に間違ったり、自分や他人を傷付けながら想いの中で不格好に藻掻く少年と少女たちの姿にどうにも言い表せない想いがとめどなく込み上げてきた。
ちさきという子が好き。好きな相手の幸せの前で自分の好きを抑えられない姿が好き。そういうイジワルな子なことがイヤで14歳の純粋な恋心に憧れても自分はそうできなかったり、大人ぶろうとしても大人になりきれないとこが好き。
自分の好きにも他人の好きにも真っすぐで、痛くても苦しくても大切なものを諦めないさゆは憧れという名前の好きがある。