本当に素晴らしくて
オールで全26話一気見、夏に見てよかった、海が綺麗だった。
自分の中で最初は全員片思いだと思ってた恋の結末が海と同じくらい綺麗で大泣きした。
序盤は世界観に少し困惑したが、最後にはそれ含め素晴らしいと思えるようになった。
2クール目からの成長した ちさきさんが本編で言われてたようにthe団地妻でとてもHだった。あと あかりさんも好き。
マジで20歳になった今だから尚更見てよかったと思える作品だった。
一言で言うと、"美"しかった。
登場人物皆それぞれに想うところがあって、それらが行き交い交錯する…それが如何に美しいことか。
物語の中で起こる事象、それら全てが彼らを成長させ、また、彼らの思惑を変えていく過程...それが如何に美しいことか。
「時の流れ」や「変化」というものは、時に残酷で無慈悲だが、それらを乗り越えて前へ進んでいくその姿勢...それが如何に美しいことか。
まっすぐな気持ちに胸が痛くなる、登場人物が皆愛おしい。
海の世界がとても綺麗で、世界観にのめり込んでしまう。
進み続ける時間と、止まっていた時間。
それぞれの成長の描き方が唯一無二の作品だなと思った。
恋愛×友情×ファンタジー
いわゆる「今の関係を壊したくないので恋愛に踏み出せない」系のストーリー。
作品に登場する大学教授の「まどろっこしい」という言葉通り、ずーっとじれったい。そういうのでときめく人にはたまらない。
恋愛ものとしてしっかり面白いだけでなく、海と陸で違う人種、封建的な地方文化、町に伝わる伝承、タイムリープなど色んな要素があって、ただの恋愛ドラマで終わってないところが最大の魅力。
主要キャラはみんな恋愛脳で、三角関係どころか六角関係くらいなので人間関係はだいぶ複雑。常に何かギスギスしていて、必ず誰かが浮かない顔をしているので、ストーリー自体はあんまり明るくない。でも、最終回で明かされるこの作品のメッセージを見ると、それまでの25話が全て伏線だったと納得しました。
ちさきの行動や美海のラストに批判が集まりがちだけど、個人的には紡が優遇されすぎなのだけが不満。光とまなかの勘違いの元凶であり、要をちさきと引き離したうえ、ちさきだけが陸に残る原因を作った張本人。そのうえ最後は全部自分の思惑通りで、おいしいところを全部持っていく。彼がいないと主人公の4人はいつまで経っても先へ進めず、物語が成立しなかったので、存在するだけで周りを引っ掻き回すようなキャラにした事情は理解できる。でも、最初は間違いなくいい奴だったのに、後半に全てを見透かしたような態度とぶっきらぼうな言動をあんなに強調する必要はなかったと思う。ああいうのが岡田麿里の好みなのかもしれないけど…。
すべてが良い作品。
PAのオリジナルアニメにしてはかなり出来が良いと思う。
1クール目と2クール目が全くの別物って感じだけど、それもまた良いしな
どこまでも澄んでいて、どうしようもなく痛々しい。
ロマンスものの中だけじゃなくて、今まで見たアニメの中でも一番好きなうちの一つになった。いっぱい泣いた。
「好き」という想いに向けて色々な感情が溢れて、迷って、時に間違ったり、自分や他人を傷付けながら想いの中で不格好に藻掻く少年と少女たちの姿にどうにも言い表せない想いがとめどなく込み上げてきた。
ちさきという子が好き。好きな相手の幸せの前で自分の好きを抑えられない姿が好き。そういうイジワルな子なことがイヤで14歳の純粋な恋心に憧れても自分はそうできなかったり、大人ぶろうとしても大人になりきれないとこが好き。
自分の好きにも他人の好きにも真っすぐで、痛くても苦しくても大切なものを諦めないさゆは憧れという名前の好きがある。
"全員片思い"
5本指に入るぐらい良いアニメだった。
みんな片想いしててとにかく切なく、甘酸っぱい。そして映像がめちゃめちゃ綺麗。
終末感が漂っていたしバッドエンドになりそうでヒヤヒヤしながら見ていたけど、最後はハッピーエンドで良かった(美海は報われなくてちょっと可哀想だけど)。
中学生達の思春期時期の微妙な心理描写を綺麗な映像で描いた青春ファンタジー。
夏、海に潜りたくなるアニメ。リアタイ視聴中はものすごく考察しました。