わた婚も僕ヤバも無条件に愛されるとは言ったものの、主人公が序盤では特に相手方から想われているようではないというのは、後々の主人公が好意を素直に受け取ろうとしないところに感情移入する読者/視聴者の解釈と合致するところですね
呉服屋のおばちゃんの「清霞さんの愛と財力で美世さんを磨き続ければ、美しい女性を着飾る楽しみが生まれますわ」ってセリフがあまりにも節操なさすぎておもしろすぎる
「いつかどんな罰でも受けます、だから今はもう少しだけ子の方の傍にいさせてください」って美世さんあまりにも激重激鬱すぎる………
暗に求婚を意味する櫛をそういう意味ではないと言いながら美世さんに贈ろうとする清霞さんに対する、ゆり江さんのテンションの高さがおもしろすぎるしかわいすぎる
またバトルシーンのレイアウトがすごい、立体カメラワーク楽しい
そして、ミスター・アンドリューズくん最高
性根が腐りきってないところ、虚勢の裏に見える 素直な弱さの露出も、底意地のプライドが奮う勇気がとても良いわね
リスペクトする相手と殺し合うことが「仕合わせ」な流派、ナナオに意図せず湧き上がる想いの根源………、なんというか生粋の戦闘狂としてしか映らない……。
だけど、ナナオはキンバリーでみんなと出会って、命を擲つ剣から仲間と自分のための剣に思い変わるよう諭される。でも、そこには剣を交えたところにオリバーに向けた想いの根源があることは変わらないというのは、ナナオらしい新しいナナオとして見える。