☆☆☆★(3.5)
話の構成的にも第1話が一番好きかもしれないな。これから物語が始まっていくという期待感がある。ギルベルトの兄に「おまえはギルベルトの犬だ」と言われたから、子犬のぬいぐるみを選んだのかあ。エヴァーガーデン家でのヴァイオレットの言葉は正論だけど、それが周囲にどう響くのか、ということはまったく念頭にないのだな。
ところで社長とベネディクトの関係性はよくわからないな。以前からの腐れ縁ということは、ベネディクトも軍隊にいたのか、それ以前の関係なのか。社長は銀行に業績がまだないという理由で融資を断られていたようだけど、設立してどのくらい経ったのかな。ヴァイオレットは4ヶ月くらい入院していたようだけど、大戦が終結してどのくらい時間が経ったのかもよくわかっていない。大戦の間、ベネディクトは何をしていて、いつからこの会社で働いているのだろうか。その点も気になる。あといったん帰ったベネディクトを社長は呼び出してヴァイオレットと三人で食事をとっていたけれど、あそこは社長の家ということでいいのかな?
社長には戦闘に明け暮れるヴァイオレットを見て見ぬ振りをしたという負い目があるのだなあ。