まず初感で思ったことは「原作サンデーだろ」でした。その通りでしたが。
サンデーの漫画は、The漫画のノリが多く、見ててテンポがいいのが特徴ですからね。
まず、ストーリーですが凄くいい。古見さんがコミュ症というのは建前で、只野くんとのラブストーリーを書いているのが本編であり、ボケはそれらを繋ぐための道具ですね。
とにかく映像がよく、絵のカットや、テンポ良く切り替えて、ボケらしいスピード感、しっかりと画角を気にしていたり見てて飽きません。
キャラクターはみんな変わり者なので、そういう世界だとおもうだけです。逆に良くこんなにマッチさせて漫画として成り立っているのか不思議なくらいです。
もちろん、ストーリー、映像、キャラクターがいいのはもちろんですが、印象として残るのはすごく爽やかなOPですね。サイダーガールさんの「シンデレラ」は、本作の日常をよく描いていて、只野くん視点の歌詞が惹き込まれる部分でもありますが、OPがいきなり入ってくる。しかも口ずさみたくなる歌詞のイントロから始まって、エレクトーンの気持ちのいいリズムを32拍聞いてからのAメロが爽やかすぎてそれだけで気持ちがいい。
と、今まではべた褒めでしたけど、現実こんなの美人しか成り立たないやん!って終始ツッコミが止まらんでしたけどね。でも、それは2次元の世界ですから、話が面白ければそれでいいわけです。