いわゆる「俺強〜」系の作品の一つですが、作品を作る上で大事な「主人公」に共感できる良い作品でした。
まず、主人公は他人の勝手な思い込みで国や本来の仲間から迫害を受け、騙されて物語が進むところから始まります。
そのため人間不信になってしまい、金銭のやり取り等でしか人との関係を作れなくなっていきます。
金銭で手に入れた奴隷「ラフタリア」が彼を救っていくのがこの話の一番の分岐点と言ってもいいでしょう。
ラフタリアが必ず彼の味方であり、彼を精神的にも救っていくので視聴者の代行でもあるわけです。
作中では冒険者のマイン(姫)、四勇者の剣、槍、弓に嫌われていますが大きくどんでん返しを食らわせていくので
見てる方は気分爽快です。ただし、振りが見ていて辛くなりますがラフタリアがいるので安心して見れます。
もし今から視聴する方はまず21話を見てから見てもいいでしょう。私もそうしました。
とりあえずラフタリア、結婚してくれ。