2クール目開始でOPEDも一新。話の方は、しいなの中で大きくなっていく空太への想いにフォーカスする内容。芸術家肌のしいな、だからこその「私の中から出て行って」というセリフはなかなか秀逸だったと思う。今までましろが空太に惹かれる理由のところに弱さを感じていたわけだけど、極々平凡な青年にこれといった理由もなく惚れてしまい(例えば、空太に何か自分にない特別に光る部分があってそこに惚れる、というものならよくありそうだしそれなりの説得力は得られるはず)、それによって生じる嫉妬であったり創作活動への悪影響を自分でもコントロールできなくなる、といったあたりまでしいなの芸術家肌や自然体が貫かれている、ような描かれ方だとしたら、それは悪くないな、と… ただそうなると、訳もなくほれてしまう部分での描き方に説得力を求めたくはなってしまうけど(笑)
あと、しいなの絵画を放ってでも描きたいという漫画への強い衝動の正体は何なのか、の部分がまだお預けだなあ、と…