やはりまにかは死んでしまったのか。それだけでなく、真鍳に死んだ後までいいように利用されるとは。
弥勒寺が仮にもこちら側についていてくれてよかった。真鍳に対して「うちの颯太ちゃんをたぶらかすな」って台詞に何だかほっとするものを感じる。しかし、相手が相手なのに、颯太君も幾ら呼び出されたからと言ってのこのこ出かけてゆくなよ。
何れにせよ、真鍳は人の心を操るのが上手い。その一言一言でトラウマを剔られる颯太君の表情もよく描けている。自分がキッカケで二人もの命を奪ったことを彼がどう自分の中でどう折り合いをつけるか。メテオラを敵と思い込んで襲いかかるアリステリアに彼がどう対処するのか、しないのか。いつもよいところで終わる。