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人の気持ちに鈍感だからこそ、モヤモヤと立ち込める雰囲気をサクサク切り進んでいくヴァイオレットがとても爽快で好きなお話でした。感情が分からないからこそ、第三者の目線でよく観察し、想いをすくい上げるのがとてもうまくなったなぁとしみじみ感じる。アイリスに向けて身内なのに料金請求をするあたりもなかなかコミカルに描かれているなぁ、

水たまりに足を突っ込む描写は帰郷に際し歯がゆい家族、友人関係に対するアイリスの感情の描写かなぁ。ラストに渡されたアイリスの花束は親が自分の名前をどのように付けたかを想起させる。アイリスの想いの籠った手紙に対する返礼としてはシャレてるなぁ。好き。

ラストは少佐との初対面の続きかな。アイリスの名前の由来から思い起こされたヴァイオレットの記憶、少佐は元から彼女を一人の人間として接していたんだなぁと。だからこそ、彼の残した「愛してる」は重い…



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