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娘に聞かせた物語を綴るヴァイオレット。娘にヴァイオレットを重ねるオスカー。物語を綴る内に思い出す娘に記憶に一時は床に伏すも、故郷への帰還を催促するヴァイオレットに呼応するように思い出す娘の夢。鳥のように日傘で湖を駆ける―そんな奇跡を一時でも作り出してくれたヴァイオレットを見て、思い起こされる娘との回想には、涙が禁じ得ない。物語を綴り続けることが彼にとっての救いになるのかなぁ。

一方、ヴァイオレットの中で燃え上がる火。「きっといつか…」。この言葉の裏に隠れた溢れんばかりの想いに気付いてしまったことは、武器が少女へと変わった証明で、だからこそ、彼女は苦しみ続ける。そんな折、いつかのご婦人がぶっこんでしまった少佐の死の話。最愛の彼の状態を最悪なメンタルの中知ってしまった彼女がどんな行動を起こすのか気になるところ。

タイトルは、欠けてしまい、行方を見失ってしまった、そんな言葉にならない彼女の想いなのかな。



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