視聴日 2021.10.19
<全体感想>
大正時代と吸血鬼何ともお洒落な作品です!作画、雰囲気もお洒落。
朗読劇が原作なだけあって声優陣が豪華で実力派揃い!耳が幸せでした。
大まかな物語は吸血鬼と人間の儚く切ない人生を描いてる。
岬と前田の最後は美しくて感動する。とても面白かった!!
最終話のタイトルでも、「弱きもの汝の名は」で出てくるので本来は戦う相手ではなかったのかも・・・
『人は様々な役割を演じ、そして去っていく。でも、僕たちはその外にある』
誰が主人公なのかと求めてしまうが最終話まで見ると各々が人生で何かしらの役を演じている事を表現しており
最後デフロットの台詞から全員主人公だと納得。
ただヴァンパイアになった瞬間から当たり前のことが出来なくなり大切な人達と縁も断たれ蚊帳の外になってしまう。
この作品の一番伝えたかった所はここなのかと。
*個人的短(考察)感想*
・生き血を啜り怖いイメージのヴァンパイアだが、彼等は人よりも生きにくく非常に弱い。
・死ねないので心が先に死んでしまう。永遠の命の善悪は答えが出ないね!
・Sクラスのデフロットも元々人間なので実話優しい。岬と前田を助けるシーンでそれが分かる。
・サロメという作品が出てくるので、話の軸になるのかと思ったら違った。前田と岬の関係をサロメを交えて表現している。
・岬が消滅する際の「口づけしたかったな」等はオマージュされている。最後やっと結ばれて良かったね!
・MARSはマルス=軍神と火星(血のような赤色をしているため戦争や不幸と結びつけられた)の意味を持つ事から
零機関や中島が作ろうとしていた金剛鉄兵や戦うことを表していると推量。
・REDは赤=血をれ連想できそれを表してると推量。
・この作品見始めたら言いたくなる。ヨカナァ~ん。W
・EDのHYDEの曲聞けば聞くほど癖になる!耳から離れない♪ヴァンパイア好きだし合ってるね!
<声優及びキャラ>
・諏訪部さんご贔屓なので、兎に角いい!渋い!いい!最高!
・スワのルックスめちゃくちゃタイプと狐のお面がまた良い!そして鈴の声最高ね!
・山上~涙)ランク外だけど正義感があっていいキャラ
・ルーファス役の古川慎氏。声のふり幅すげーな!