同じやり方でやり返してたら、自分達を虐げて来た者達と同じ精神性に堕するじゃないか。
しかも、異形の彼らはオールフォーワンに利用されている。
障子くんの言葉と行動が彼らの何人かには刺さるはず。
うーん。何だろうな。この原作のリソースをアニメ作品として活かし切れてない感じ。
一因としては、プロットの繋ぎ方を整理し切れていないことかも。流れを分断するように短いシーンが雑に入ってくるので、ギャグ要素もシリアス要素もまとまりを欠いて、視聴者への訴求力を落としてしまう。そのことがキャラの言動の一貫性の無さにも現れていると思う。一つの言動の直後に逆方向の言動にブレると、それに対する突っ込みや説明要素が入ったとしても、全体の流れが澱んでしまい、視聴者は作品のダイナミックな魅力を感じ取ることが難しくなる。
一言で言うと、無駄なプロットが多い。丁寧に流れを繋げば、要素が無駄にならず、魅力として活かされるはず。
日本ではそういうレベルのアニメ作品が90年代に比較的多かったように思う。
聖女さまの言動のロジックが所々で微妙。
泥を良い土だと言って喜ぶ街の人々の感覚が不思議。
原作は日本のなろう系小説のはずだけど、いろいろな要素に中国的な発想を感じる。
ドラドラが弱いのか、レーコが強すぎるのかw
やはり狩猟の神から授かった力をやっと行使した草食ドラゴン。まだまだ使いこなせてないようだけど。
バッタに憑依した悪魔が厄介そうね。
朝食に野菜クズを持ってくる聖女さま。
本物の邪竜をペットのドラゴンだと思って遊ぼうとふるレーコ。この展開は良き。
一方、草食ドラゴンは水中でピンチ。
街の城壁の代わりに結界が張ってあったのか。
2人でサーカス団というか大道芸人?に擬装するのは面白かった。
飲み水を探しているだけなのに、聖女を探知していると勘違いされるのも面白い。
聖女が急に態度を軟化させるロジックはよく分からない。
わりと面白いと感じられるギャグが多かった回。
狩猟の神が竜を猟犬や人間として扱う描写は面白かった。その後「このドラゴン」と呼ぶあたり、よく分からないけど。中華風ギャグ?
中近世ヨーロッパ風でそれなりの規模の街が城壁に囲まれてないのは違和感ある。
ドラゴンはどうやら狩猟の神から力を授かったようで。
それなりに作りは丁寧だけど、やっぱ戦闘シーンの要所で作画演出のディテールが抽象化され過ぎていて、緩急が弱いかなー。
15分枠ってのもあるのかもだけど。