来年1st ライブをやると聞いてとりあえず見てみるか、と軽い気持ちで視聴。ありふれた女の子達のゆるゆる学園アニメのテンションで見てたから途中まで惰性で見てたし、序盤はまさに予想通りで正直期待してなかった。オルケストラの演出と曲がドストライクだったからそれ目当てに見てた。しかし後半からは予想を裏切る展開。ストーリーの中心はティアラたちが退学を逃れるという目的であったが、第9話にしてまさかのガチ退学。まさかこういう系の話でほんとに退学になるとは全く予想してなかった。単位とか点数とかガバガバだからなあなあにして、最終的には退学を逃れて終わり、みたいな展開だと思ってたからビックリ。しかも退学したあとも退学を取り消すとかいう展開もなく、魔獣討伐の話へ。これは新しい。魔獣設定は忘れてたから最後に付け加えた、という印象だが、話としては上記のようなご都合展開はなく、各グループのオルケストラとLiGHTsのオルケストラによって幕を閉じ、うまくまとまっていたように思う。最終話はいろんなグループのオルケストラが見られてまるでライブに参加してる気分になる。序盤から張っていた伏線も最終話にして回収。
結論としては終盤の伏線回収を含めたストーリー展開は面白い、問題は序盤から中盤にかけてを耐えられるかどうか、だと思う。なんかキャラの心情描写が薄く感じるせいか、ストーリーも全体的に薄いように思う。オルケストラは各話に散りばめられているのでそれを目的に見れば結構楽しめる。アオノショウドウがめっちゃかっこいい、というか曲がとにかく好き。それだけで十分。配信ライブチケット購入、検討します。