・お姉ちゃんとしての多美、ファザコンな女の子としての多美
なるの前ではお姉さんな多美ですが、真智の前でだけは年相応な女の子で、しかもリアクションがなるそっくりなんですよね。
なると共通の存在=今後超えていく存在となるのか?
物語作りに期待です。
・空気が読める女、ハナ
作中では空気が読めないやつあつかいされているハナですが、実際はその逆なんですよね。
多美の心の変化を『空気を読んで』察知し、作戦を変えるハナ。
この野生の勘とも言える空気を読める能力が、人の頑なな心を開いていく。
ハナ……実にいいキャラです。
・最高のタイミングで流れるエンディングテーマ
毎回最高にいいタイミングでエンディングテーマが流れるんですよね。
今回も物語がクライマックスを迎え、なるが『告白』をしたのと同時に曲が流れてきた時は、涙腺が崩壊しました。
このあたり、しっかり計算したうえでシナリオの流れが練られていることがわかります。
さすがは吉田玲子脚本。