ソリが合わないJKふたりの崖っぷちで綱渡りな声優活動。ふたりに降り掛かる災難とその切り抜け方が(原作からそうですが)時事性の高さ故にあまりにも炎上商法紛いで危なっかしく、よく言えば若さだけが許される勢い、悪く言えばリテラシーの低さに肝を潰される。最終話の無音と息遣いでやすみの演技に呑まれるような緊張感が良かっただけに、対SNS術よりも業界のお仕事の方により力を入れた方がより面白くなったのでは。EDやキャラソンを聴くと、伊藤美来と豊田萌絵を逆のパターンでも見てみたい。
天使をはじめ雪女、吸血鬼、河童に人間のクラスメイトと異種族に囲まれたハーレム学園ライフはこれぞ伝統のガンガンラブコメ。ギスギス、ガツガツしすぎないのほほんとしたアットホームな中に下品にならない按排で(ここ、重要!)ちょっぴりサービスシーンを織り交ぜる。ひたすら可愛い女の子に癒される。それこそ90年代から何ら変わらぬ空気感がそこにある。が、平成の頃なら庭付き一軒家で全員同居していただろうところがマンションのワンルームなのは世知辛い。お気に入りはリリーシュカなれど、『シャドバF』視聴者としてはつむぎの集貝ボイスもハマり役だなぁと。
少年漫画ちっくなド派手なバトルと水上アニメらしい予測外を詰め込んだ、ジェットコースター展開のつるべ打ち。1期全13話にしては劇的ともいえる急転直下のスピード感はそれ故に視聴者側の呑み込みや感情が置いてきぼりにされる面もあり、いきなり長いお話の途中から始まってクライマックスだけ見せられているようでもあり。兎にも角にも第二部を待つ。