"私"も誰かみたいに輝きたい。
明日話すべき話題も、今週買うべき洋服も、
全部スマホが教えてくれる。
何者かになってみたい──そんな願いを持つ間もないほどこの世界は忙しい。
活動休止中のイラストレーター "海月ヨル"
歌で見返したい元・アイドル "橘ののか"
自称・最強Vtuber "竜ヶ崎ノクス"
推しを支えたい謎の作曲家 "木村ちゃん"
世界から少しだけはみ出した少女たちは匿名アーティスト"JELLE"を結成する。
自分じゃない"私たち"なら──輝けるかもしれない。
定番と言えば定番の高校生モノ。けいおんの系統になるのか?
今風に変えたストーリー。
非常に面白かった。最後に前半の伏線をがっちりと回収。各話もキャラクターごとにバランスよく掘り下げて最終回へと向かっている。
楽曲に関しては大人しめの曲が多いものの、歌詞がストーリーとリンクしているのでアニメを見てから楽曲を聞くと、また違う印象を受けるというのも
とても良い点だったと思う。
群雄割拠の2024年ではあるがトップレベルに入れるくらい良い作品。
曲がとてもいい上にキャラが良い、ただ重い時はずっしり重い。メインの2人の供給がちゃんとあって幸せになれました。
エピソードと画の切り方、キャラの立たせ方と心情描写、作画・音楽のクオリティ、現代的な要素のちりばめ方、鮮やかな伏線の回収、所々のギャグ要素。全てが素晴らしく調和して、深海に飲み込まれるような没入感があった。12話ですぱっと終わるというのも非常に良かった。これからの行く末に思いを馳せることができるのもひとつ趣がある。
それぞれのバックグラウンドとそれに起因する考え、過去と現在の繋がり、そして未来を見据えた時、自分はどう行動するか。進学や就職、人生の転換点とも言える時期にいる人に絶対に見てほしい。この作品が頑張る人の背中を押してくれる作品であることはここで保証する。
評価 SSS 94点
キャラに魅力があって面白い。1クールで話に中だるみが無く、見ていて退屈にならない。
期待を超えて良かった。
しっかりとしたテーマに、生き生きとしたキャラクター。
1日は25時間は必要だよね、やっぱり!!
現代社会に点在するこの時代ならではの問題、例えば炎上だとか多様性だとか自分のやりたいことがはっきりしない感じだとか、そういったテーマに切り込みながらアニメという映像と音を使うことのできる媒体で表現できる最大限を届けてくれた作品。
歌詞に込められた思いの部分を作中で描いているので音楽を聴きなおすだけでも作品を思い返せるのもよい。
Xとの連動やPixiv展開もあってイラストなどの他方面からも同様に思い起こすことができる。
しばらくは余韻に浸りたいと思う。
JELEEとしてまとまっていきつつも途中欠けてしまうような感じからの最後は一丸となる感じが良かった。
久々に感動できる動画工房作品だった!
想像よりはるかに良かったです。主人公の成長の描写がすばらしい。
前知識なしで観ましたが、ホント良かった。
正直、いろいろ現実味のない「ご都合」のよい設定だし、逆にそんなあからさまに嫌な奴らもさすがにいないよね、という感じではあるんですが、
言ってしまえばこれはアニメ、そんなものは全部すっ飛ばして、いい青春物語でしたね。
音楽系といっていいのかわかりませんが、同期のバンド作品より個人的にはこっちのほうが全然好きでした。映像も曲もよかったな。
青春物は大好物なんだけど、この作品も現代を写しつつ、それぞれ悩みのあるJKがそれを乗り越えていく様がとても良かった。
キャラクターそれぞれに個性があるし、悩んでる動機づけもしっかりしていて、そこを克服していく場面も丁寧でいい作品だった。
OP、ED、劇中歌も良き。
キウイ好き。
めっちゃ力入ってた。
良き