冒頭からカメラをやや回転させながらパンする恐ろしく気合の入ったカット。 尊敬すべき生真面目さ、また実る思い、散る思いに心揺らめく姿、初登場ながらチョイの機微が詰め込まれており最早商店街の一員といった感じ。人々を占う事の喜びや妃が見つからない=王子が結婚しない・ずっと滞在し続ける、という状況による日常の引力(つまり「転」の使者たるチョイだがむしろ現状維持こそ得策かもしれない)は一つの未来をも示唆しているが、はたしてチョイは何を選ぶか。
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