これみんなAIなんだろうか、だとしたらめっちゃ社会性終わりになりそ~(だってこの世界で完全に自己実現、俗に言えば承認が得られるので)と思ったが、ちゃんとそういうリアル側での反-人間関係が描かれていたので結構信頼できそうな作品。かわいいに振り過ぎない落ち着いた主人公の声も良い。
戦闘描写はやや迫力に欠けるか。
明るい色調と不釣り合いに深刻なクエスト内容はユナと周囲との距離感を示唆しているだろう。この周囲とはリアルだけでなくゲームをも含んでおり、だからこそカイの言動を一歩引いて観察したりしている。そう考えると、これから先の展開は在り来たりなリアルへコミットする話ではなく、むしろこのゲーム世界へコミットしていくという方向性もあり得るのだが(次回登場する少女も重要人物のようだし)、はたして。