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第1部を全部やるのかと思ったがそうではなかった。丁寧で良い。
マキマの声が意外に静か。
リアル調の? 画作りが原作の淡白な画風によるシュール感と似たものを上手く醸し出している様に感じる。
臓器も銃も金次第、勝てばよかろう夢バトル。なんと資本主義的で新自由主義的。ここまでだとまだ判明しないが、チェンソーマンの世界観(設定)は実は悪魔がいるというだけではなくなかなか過激で面白い。デンジの「普通の生活」の水準が徐々に上昇していくのも正に消費社会のイコンである。
マキマの迫力だけでなくコベニの四課っぽさ(まともじゃなさ)がよく描かれてた第9話が特に印象的か。

芝居も細かくはあるが少々演出意図がズレていると感じる部分もある。
例えば岸辺がパワーの上からの槍を受けるシーン(第10話)、原作では視認→刺されない為に破壊、という流れだがアニメでは避けた後に破壊、となっておりやや無駄に見える。
忘れたが他にも気になった箇所があったはず。
とはいえ直後のデンジへの後ろ回し蹴りは原作では突然繰り出されるものの、アニメでは岸辺の前にデンジの影が映るカットがあり、それを見て冷静に対処した事が仄めかされている。
気合が入っている事は間違いないだろう。



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