時事ネタだとかキャベツ、ブロント語、「こんな思いをするのなら花や草に生まれたかった」など今となっては誰が知ってるのかというネタも多いが、入るもの全部入れたれの精神がショートアニメと完璧に噛み合っている。(フル尺では、密度だけで言えば『キルラキル』などあるがパロディネタで一話持たせるのは困難だろう。)
KUROBAKOにしても丁度一年前の『SHIROBAKO』のパロディだが、闇方向に突き抜けた業界ものとして褪せぬ輝きがある。セクハラ描写は今の感覚では完全にアウトだが。
あと見返してみるとOPがほぼキャラ芝居だけで成り立っているのが凄い。特にストーリー性のあるカットがないのだがリミテッドアニメーションの技で持っている。
EDもモデル精度や描画は正にMMDなのだが、モーションが良いので商業クオリティの画面になっている。(もうサイトがなくなってしまったがこのMMDモデルは無料配布されていた。)
何にせよショートアニメの傑作。