冒頭から非常に一人称的なのが印象的だが、その予感させる通りアイビーの内面については心の傷を徐々に緩和していくのが終始丁寧に描かれている。
アイビーがほとんど常にかわいい。OP曲が素晴らしい。
星の数とか作戦会議とか時々恐ろしく話の運びが露骨になるのが難点。
「とても良い」の個人的条件としている「アニメファンなら見るべき"良さ"を含む作品」とは少し違うかもしれないが、物語というのは本来このくらいは「何か」(この場合は心の傷の緩和、ある意味では成長)を描くべきことを思い起こさせる点で高く評価したい作品。まぁ私が内的物語を志向するのもあるが。