群像劇としての面白さもさることながら、キャラのやり取りが秀逸すぎる。
キャラの会話だけでも全然おもしろくできそうなのに、演出やら構成やら全体のストーリーやら、ラストまで飽きさせないし何ならもっとずっと見ていたい。すごい!
ファンタジー世界の設定などに、この作品独特なものなどが少なく、ギャグなども含めちょっと薄味に感じた。
日常アニメとしてゆるりと楽しむのには良いけど、ファンタジーを楽しみたいと思うと物足りない。もっと色々とガッツリ掘り下げが欲しい…。
音楽はめっちゃしっかりファンタジー!って感じでいちいち好きでした。
不器用なところもある少女たちの関係が、じんわりと温まっていくようないい作品でした。
彼女たちを取り巻くいろいろな事情を、重くしすぎず軽くしすぎずの丁寧な演出も好きです。
割とちゃんとラブコメしてた。
タイトルの感じをどう出してくるんだろうなと思ってたら、個々のエピソードで、何だかんだ「幼馴染の子が負けていない!」という結論にしている感じになってたのが面白かったです。
全体的にすごくオシャレで雰囲気が良い!
もとが舞台らしいですが、まさに舞台を見たような気持ちになれました。音楽もクラシックっぽさがあって素敵。
キャラの行動などについては若干疑問に思う部分も多少ありましたが、世界観も魅力的で、大正ロマンで吸血鬼で舞台という感じが好きな方ならハマりそう。
めっちゃいい。
1話目からキャラがわんさか出てくるが、良すぎる演出に加え、どのキャラもキャラが良すぎて全員すぐ覚えられてしまった。すごい。
テーマもひねりが効いていていいですね。いい感じに諸々の説明が省かれている感じも、じっくり考えてみたくなる良いアニメでした。
おっさんばっかでてくるので名前を覚えるのが大変だったが、ハードボイルドなマフィアものに真っ向から挑んだような作りで面白かった。
ラスト、めっちゃ好き。
ずっと男女の痴話喧嘩って感じの展開で笑った。創作男女っぽいのが好きなら楽しめそう。
主人公二人ともいい大人なのにそれでええんか??みたいな展開も多々あったが、ラストは割とちゃんとサスペンスしてた気がする。
「ミニマム」という能力を持つ者と持たざる者の葛藤や苦悩などがバリエーション豊かに描かれていて面白かったです。
ラストはそこでそういう終わり方すんの!???という感じではある
キャラにハマれば楽しくみられそうなブロマンスでした。
1つ1つのエピソードはシンプルで、二人の関係性をじっくり積み上げてからのラストの展開は良かったです。
主人公が属する国家機関と国との対立がじわじわと広がっていくにつれ、世界や展開もどんどん広がっていくのがおもしろかった!
前半のミステリテイストから、どんどん西尾維新だ!!という感じが濃くなっていくのが面白い!
事件の解決は美しくあるべきという考えの下で様々な仮説が語られていくのですが、
私がミステリを楽しんでいたのは、それらの解法が美しかったからではなかったか…?などと新たな気づきを得るなどしました。
SF小説愛好家とかにぜひ見てほしい~!ノベライズとかされたら買っちゃいそう。
理論のそれっぽさが秀逸ですね。私がSFに求めているロマンが全部詰まってた。
あとアニメとして、映像もすごくきれいですね。色合いもすきです。
アニメとしてもSFとしてもすごい出来でした。
アンドロイド系のSFでよくある、心とは何かみたいなテーマにもしっかり向き合った上で、
主人公2人のキャラ付けがとてもアニメらしくてとっつきやすい!
個々のエピソードもテンポがよく、1回も捨て回がなかったですね。
総集編が最後にあったのも、この100年の記録映像っぽくて好きでした。
1期が引きで終わっていたので超楽しみに待っていましたが、1期に引けを取らない、むしろ更にアップデートされた2期で大満足!
各キャラクターの掘り下げも良いですね。
終盤など、シリアスなシーンで大真面目な演出なのに、なんか知らんが笑えてしまう感じなど、上手すぎる。
3期もありそうな終わり方でしたがどうなるのでしょうか。楽しみに待ちます。