原作未プレイ、にゃるらエアプ。
人気を博したゲームをどのようにアニメに落とし込むのか気になって視聴。
1話の時点では、超てんちゃんの神性にあてられた登場人物たちや社会の問題を描き出し、それを通して間接的に超てんちゃんのカリスマを縁取っていくような物語になるものと理解した。
が、どうやらそういう話ではなかったようだ。
ではどういう話だったかと問われればよくわからない。
終盤まで物語を進めるテーマを示すことができていなかったように思う。
主要キャラ4人のうち、超てんちゃんに突き動かされたのがロリポップただ1人という点は、明確な失敗であると指摘したい。
これによって前半のストーリーラインはぶれ続けた。
特にかちぇのエピソードは、彼女の最終的な役割の部分を差し引いても、ストーリーを上手くすすめる上では蛇足のように思う。
そして、そのオチが神殺し。
散りばめられたパロディは自分に刺さるものではなかったが、これが成功していたかどうかは別として、演出手法として特別糾弾するつもりはない。
しかし、パロディ元から距離の近いところにあるようなオチを持ってきてしまったばかりに、物語全体がこの上なく陳腐なものになってしまったように感じた。
そういうことを伝えたいのではないことは重々承知しているが、最終話のオタクは絶望で圧死させた方がまだ評価できた。
とはいえ、ストーリーに関しては、自分がにゃるらが刺さる層ではないことは始めからわかっていたので、大きな不満があるわけではない。
個人的には、このメンツを集めた上でまったく面白みのなかった音楽が一番がっかりしたポイントになる。
逆にいえば、この映像、このストーリーでも彼らの劇伴が面白ければ十分楽しめただけに残念。