今回の主役は風巻だけど、昴がかっこよくてもう!
戦闘シーンになると動きがぎこちなくなるのは相変わらず。南雲対インコマンは全然20秒に感じられないし、風巻の8体目の泥人形の砲撃は迫力がないし、炮軍・滅天陣は勝利の可能性を見出せるような威力ではないし、マイマクテリオンの「全力を存分に受け止め合えた」という台詞は「あれで?」って感じだし。総じて映像の説得力が不足しており、「台詞でこう言ってるってからそういうことにしておくか」と大目に見る必要がある。
概ね原作通りなので脚本に大きな問題はないのだが、物語を最低限成立させるだけの映像を演出が作れていない。当然原作の迫力や面白さには遠く及ばない。