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とても良い

原作は「小説家になろう」版を既読。原作は、ロボットに乗って戦うことよりも、ロボットの開発に重きを置いているところが、ユニークな点。なので、アニメ版でもそのバランスは大事にして欲しいところ。第1話とその直後の特番を見た限りでは、期待できそう。
原作では、第1話のラストに登場したべへモスとの戦いまでに、かなりの分量があるのだが、アニメ版では大胆に省略。原作通りにやると、主人公がロボットに乗るのが1クール目中盤、専用機が完成するのは最終話、ということにもなりかねないので、妥当な判断だと思う。異世界転生物は、主人公がひたすらスキルアップに勤しむ幼少期が続いて、活躍できるようになるまでが長かったりするし。
ロボットの描写は、質感もいいし、重量感のある動きもいい。操縦席に乗り込んだ際のセットアップとか、操縦桿の動きとか、ロボットが動く原理や機体の構造や運用を意識したカットがそこここにあって、メカ物としてイイ感じ。
キャラデザインも好み。エルって、原作は小説なので当然エルの顔は見えなくて、言動が完全にロボットオタクのおっさんだったけど、常時顔が見えて声が聞こえると、だいぶ印象が変わるなあ。
ロングショットで大勢がバラバラに動くような手間のかかるシーンも丁寧にやっていて、見応えがあった。
次回も楽しみ。



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