灯里のケットシーへの恋愛にも似た感情はなんなんだろう。
不幸の石に灯里が吸い込まれていくシーン。なんかとてもシュールな絵面だった。
普通は説明すべき設定をあえて多くは語らないスタイル。それによってうまく小林さんとトールの生活に焦点を当てていると思う。
「憎さ百倍」のチャンスをみすみす逃す照橋兄
最終回は3年生が引退した直後から卒業式までずっと一貫した切なさがあった。青春の儚さともいうべきか。
最後の最後で豪快な、でも妙に納得感のあるタイトル回収はさすが。
吹奏楽という”競技”音楽を通じて「何を目的にやるのか」「楽しむとは何なのか」を考えさせられる素晴らしい作品だった。