すべては終わった/愛よ/希望よ/歓びよ/さらば/否/記憶にすらさらばと叫ばん
バイロンの詩からスタートした6話。
途中で七夕の短冊をキーに、ある少女の描写に切り替わる。この少女が誰なのかわからないまま物語が進むが、あまりに凄惨で救いのない少女の描写に、息をするのも忘れて画面に見入ってしまった。やがてこの少女が仁菜であることが判明する衝撃。救いのない日々を抜け出して手にした幸福も、長くは続かない。そして、冒頭のバイロンの詩の意味が明かされる。仁菜の絶望をよく描き切った傑作回。1話の伏線もつながってきて目の離せない展開で、次回も楽しみである。
すべては終わった/愛よ/希望よ/歓びよ/さらば/否/追憶にもさらばと叫ばん