時系列は5話の続きから始まり、みーくんが学園生活部に馴染むまでを描いている。
初対面だと由紀の一人芝居の異様さに戸惑うみーくんの不安な様子がよく描かれている。
めぐ姉のネタバラシで不協和音のBGMに変わっていくところも演出として良かった。
二人にめぐ姉の死が語られみーくんはようやく事情が呑み込める。
悠里が怖い顔でみーくんに由紀への調子に合わせろと凄み、みーくんは一旦は了承する(もはやカルトの領域の手前)
この極限状態を正常に過ごすためという説明をでっち上げた悠里の解釈を受けて、由紀の体育祭の提案に皆が乗る。
ここの見所は胡桃がシャベルを背負っているにも関わらず、胡桃の足はみーくんより速いということ。
新人みーくんは由紀に救われているという実感も沸き、シャワーを浴びたらここのルールに従うしか生き残る道はないと理解する。
このコミュニティを支配しているのは間違いなく悠里である。彼女の心象を損なってはいけない。
私が面白いと思ったのは、この洗脳手段が実に鮮やかに作品内に描かれているのが面白いと思った。
卒業アルバムのみーくんの友達はプリクラからイラストを起こしたのかな。
彼女の安否が心配である。