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良い

先に劇場版を観たせいか、良いところが非常に目につく。
パイロットフィルムから脚本が改良されて、ラインハルトとヤンの人物説明が潤沢に入れてある。
金髪のラインハルトが1話から年寄りの偉そうな軍人におそろしく目の敵にされていて、キルヒアイスの実力もまだ軍に知られていない。
パイロットフィルム時よりヤンが控えめに見える演出がされているのが良いと思った。ヤンがさぼってる描写も少なくて良い。
台詞で状況を説明する演出が増えてるが、この方がわかりやすい。
距離的に味方を助けるのは無理です(ヤン)→上司の友人も乗ってるから助けに絶対にいく(上司)→どうしてもいくっていうならまた策を考えなきゃ(ヤン)
上司が味方を見捨てないという考えなのは個人的感情としては嬉しいけど、それが敗北に繋がる道っていう客観性を提案できるのがヤンだけっていうのも考えさせられる描写だ。
ヤンの友人のラップがこの第1話で死んだ。
フジリュー版のコミカライズだとヤンの友人のラップの掘り下げが凄いあって、死が強調されていたが、なるほどこのアニメが元になっているとしたら盛りたくなる意図もわかるような気がする。



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