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とても良い

ヤン・ウェンリーの回は前回と違って旧作に遜色ない良い描写がたくさんあった。
「手ぶらのヤン」時代のヤンは非常に細かく描写されていて面白い。
ジェシカやラップの存在感も凄く良くって、旧作より深く描かれている。
このころのヤンは政治にも希望をもっていた。
キャゼルヌ先輩が目をかけてくれていて、ラップもいて、ヤンの活き活きとした士官学校時代が描かれ、ジェシカの意思の強さもここで描かれていて見ごたえがあった。
声の印象は旧作のヤンはおっさんすぎた(その良さもあったが)
鈴村さんがヤンを最初からフレッシュなイメージで演じていてキャラクターを非常によく掴んでいる。
エルファシルの英雄と呼ばれることとなった発端の事件も扱ってくれていてヤンの過去編としては申し分ない。
フレデリカの出会いの話も綺麗に挿入されている。
気持ちいいくらい出世していくヤン。
トラバース法の説明も旧作よりたっぷり尺がとってあり、養子をとるという選択肢が自然だ。
部屋が散らかってるところにユリアンがやってくる流れが自然で面白かった。
どうしてラインハルトサイドの方はショートカットしまくりな癖に、ヤンサイドはこんなに丁寧にやってくれるのか力の入れ加減が全くもっておかしい。
この回みたいに両方しっかり作ってくれ!!



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