レオのことをトータスナイト(亀の騎士)と呼ぶ妹の話をブラックにすることで原作の設定をアニオリの場面で語らせるという演出が原作既読組の心に刺さる。
地下闘技場の賭け試合をすることになるが、クラウスさんの実直な部分とレオがしれっとクラウスさんに賭けて儲けるところとか個性が光ってて面白い。
ザップが屑なのは言わずもがな。
途中からクラウスさんが拳闘試合で熱くなってるところもやっぱり見てて気持ちいい。
オーナーの正体もブラッドブリードだったのは読めないところだが、純粋なステゴロ最強に魅せられて、肉の鎧をまとわなければ人間と対等に勝負できないという深い感情が見えて面白い要素だった。
絵的には、寝顔のホワイト可愛いしブラックの絶望王はお洒落でSF部分は興味ない層にも見やすくなっているのではないだろうか。