サービス開始日: 2019-03-10 (2110日目)
さすがにノリが古い。ピストル型オイルライターとか20年前の高校生が知ってるとは思えん。伝奇ノリの導入は好みなんだけど結局ループものなら今更観る意味がないかな。
パンドラとばして歪曲王なんで、原作知らない視聴者は羽原は誰コレ?じゃないかな。この構成にするなら、夜明けの→歪曲王→夜明けの→イマジネーターの方が良かったような。
原作は9巻までしか追ってないのだけど、多分1期と同じでオリジナルエピソードだよね?生徒会長選では各生徒会メンバーにスポットを当てたストーリーが描かれてるけど、西洞院さんだけ負け役で不憫だったので、このエピソードで活躍するとイイね。
奇をてらわないドラマを、真っ向から真面目に描く気持ちよさの前には、何か語るのも野暮な気分になる。当たり障りのない感想といえば、今年の星雲賞は決まったんじゃないかなという予感。来週の最終話、楽しみ!
「夜明けの」の最後の回なんだけど、出来は非常に不満。原作では霧間凪の正義の味方症候群の理由とブギーポップとの出会いに絡めて、本人もおそらくは認識していない淡い初恋の物語なのに、フィアグール事件にしか焦点がいってなくて、結果的に説明不足な半端なホラークライム物みたいになってる。ソレもコレも、11話で凪とスケアクロウの会話のシーンが異様に長く、それ故にスケアクロウの心の変化、凪が見抜いたスケアクロウの本質が全く描けてなかった。おかげでピジョンの心理、行動も説明不足で何のためいるのかわからない始末。凪が黒田の居なくなった事務所を買い取って、正義の味方としての活動を始める下りもカットされてるし、正直、制作スタッフの原作に対する読解力を疑うレベル。
ナランチャvsスクアーロ&ティッツァーノ。vsホルマジオの時といい、ナランチャは孤独な戦いが多いな。前回のブチャラティvsディアボロの回は作画イマイチだったけど、今回は良作画で迫力あった。見応え充分!
桐仁&佑真回。この辺りは高校生編ラストスパートなんでもうちょっと良い作画で観たかっが、声優さんの渾身の演技で原作通り激熱な取組だった。個人的に場外での三橋と首藤の会話がツボ。あと、ED後のオマケでの礼奈と堀ちゃんの取組がかなり可愛かった。みかこしの演技好きだ。
「夜明けの」はこの回で終わりかと思ったら続いたよ。霧間親子&モ・マーダー回。流石にキャラデザにも慣れてきたけど、人間関係が入り組んでるこの作品ではもうちょっとキッチュなデザインの方がわかりやすいんでは?って感想をJC水星透子を見て思った。かといってピジョンのデザインは逆にやり過ぎ感高いし、キャラデザって難しいね。
ここ暫く林原めぐみ祭りの様相を呈していたので、めぐ姉の出番が無くて違和感。中町サーカス面々の再登場も、原作であったエピソードをばっさりカットしてるので違和感凄い。特にリーゼ。
来生先生回。原作がアレなんで仕方ないんだけど、描写がイマイチで来生先生が何を実験してたのかと、フィアグールがどういう存在なのかが解りにくかったんでは?