今期にありがちな歴史もの(しかもなぜか1300年代に固まっている)
文句の付け所が何一つありませんでした
これはどういうことかというと、序盤の話運びにスムーズであったことと史実を徹底的に踏襲しつつ残酷な描写も背けず描ききったことにあります
今期だとSARUが作ったアニメとしては攻殻機動隊があげられますが、まさにどちらにもそれぞれの良さが引き立っていました
1話時点でこの作品は今期の中ですらかなり上位の作品なのではと瞬時に気付かされました
ただ、その中でもこの作品は明らかに群を抜いているというか時代に沿ってコミカルな画風から繰り出されるモンゴルの栄枯盛衰といったところが実に良いですね
主人公のシタラが喜怒哀楽はっきりしていてそれで復讐にはくっそ向いてないのに頑張って果たそうとする気概が物語の原動力となっていて俺はそれに感銘を受けている
特に最終回のあの叫び、すっげーわかるわと
どのキャラも等身大で決してイメージを崩さない演技も相まってリアルなんですよね
あと、しょうもない家族やらペットの感動物語も微塵も入ってないトマトスープな匙加減がたまらんのです
歴史ものはこうあってほしいなあという俺の願望を全て満たした上で12話を走りきったことに衝撃を感じる作品となっております
願わくば完結したら2期も見たいところなのですが、果たして生きているうちにそれは見られるのでしょうか
もう何も言うことなし、存在こそがこの作品の価値そのものです
5点中5.0点
★★★★★