他にない世界観で、飽きずに見続けられました。
勧善懲悪ものほどの爽快感や、深く考えさせられる強いメッセージ性を感じることが出来なかったので、特別心に残る作品とはなりませんでした。
脱獄をテーマにした物語はやっぱり面白いです。
子供が頭を使って必死に抗い、大人を出し抜けるか?毎話ハラハラドキドキしながら見られました。
振り返ってみると、特別好きなったキャラクターなどは居なく、個々のキャラクターよりも圧倒的なストーリー構成で魅せられた作品でした。
なんと言っても迫力、美しさ、映像のクオリティがこの上なく高いです。
また、主人公のこれでもかってくらい優しく強い性格がとても魅力的です。
ストーリーは王道の勧善懲悪で、徐々に強い敵と立ち向かうサイクルを回している感じで、若干単調に感じる部分がありました。
領土を奪うために人を殺すことが当たり前の時代に、どう生きるのが「本当の戦士」なのか?をテーマに置きながら、
それぞれの魅力的なキャラクターの生き方が丁寧に描かれていてとても面白いです。
ただ、主人公の成長が著しく遅く、我慢、我慢の時間が長すぎるため、ストレスを多々感じた点は否めません。
戦闘シーンはかなり気合が入ってて、迫力があってカッコいいです。
世界観は「戦う理由を作るための設定」感があり、深みを感じられませんでした。
以降のストーリーで謎が明かされながら、納得感を得られるのを期待します。
文句の付け所がない、王道のスポ根アニメです。
キャラクターの成長が丁寧に描かれていて、一人ひとり応援せずには居られなくなります。
対戦相手のキャラクターも魅力的で、常にワクワクさせてくれるアニメでした。
設定/世界観が良く練られていて、次の展開が読めずにドキドキしながら、かつ展開に納得感のある内容でした。
人の殺意から深層心理に入り込み、その中で殺人者の真相を追いかけていく、どこかで見たことあるような設定ながらも、
なぜそんなことが出来るのか?の仕組みや、深層心理の世界観は独特でこの作品でしか味わえない面白さがありました。
アニメ界の辛いリアルを描きながらも、それを乗り越えながら作品を作り上げたところにある喜びに、こちらも同じように心動かされる作品でした。
若干ストーリーの繰り返し感がありましたが、十分に楽しめました。
虚構を築いて敵に立ち向かうという、斬新な構成はとても面白いと思いました。
テンポがスローで、映像も動きが激しいわけではないので若干冗長な印象だった点はマイナスポイントですが、飽きずに面白く見れました。
ヒーローサイドの悪へ立ち向かう異常なくらいの覚悟がカッコ良い。
最高の王道アニメです。