今ではうんざりするほどある「異世界転生」ものではあるけれど、
それはこの作品においては一要素でしかなく、実際は見ごたえのある良質なファンタジーだった。
世界観や人物が使用する技や魔法等、納得がいくよう作りこまれている印象を受けた。
設定だけでなく、ストーリーも良かった。
神様の手によって転生した主人公・ウィルが3人のアンデッドによって育てられる過程は、
いくつものグッとくるポイント、涙を誘う場面があった。
何より3人のキャラがとてもいい。
ウィルが成長し、旅立ってからも、世間知らずなウィルのいろいろな人との出会いや冒険が面白かった。
特に、相棒、そして「友達」となるメネルとのやり取りがいい。
すでに二期が決まっているし、この後の展開も楽しみ。