すべてが期待通り、期待以上。
話の大筋は予想通りだったけど驚きもあり、映像、音楽もすごかった。
劇場で見る価値大あり。
レぜはデンジに近づくために演技しているのだろうな、と最初から思っていたけれど、
どこまで青春するんだ?と思っていたところに、一気に雰囲気が変容するあの展開は面食らった。
ヤバい女だとは感じていたけどマジでヤバい女だった。
ボムは滅茶苦茶強いし、滅茶苦茶カッコよかった。
そして、やはり上田麗奈さんはすごいよ。
日常のシーンは言うに及ばず、戦闘での不気味さ。
そんなに声を荒げているわけではないのに、底の見えない恐ろしさ。
ビームもよかったなあ。
いいキャラしてたし、デンジのバディとして頑張りまくってた。
花江さんも演技の幅広い。
スタッフロール後、
彼女を待ち続けるデンジが、もう、ね。
滑稽だけど、どこかかわいくて、切ない。
このほのかに焼け残る切なさが本来の「チェンソーマン」の味なのだろうか……こちらの方が好きだな。