作品に対する感想ではないかもしれませんが、まじりけのないファンタジーを見たという満足感がありました。
ここでしか意味がない言葉(例えば「アーティファクト」は人工物、特にファンタジーの文脈では今の技術では再現できない遺物を指すと思いますが、ここではそういった一般的な言葉ではなく、貴重ながら使われるものとして存在しているようです)、ここでだけ意味を持つ歴史(本の一節、傷ついた民と勇気ある民との意味はこの世界でだけそのような意味を持ちます)や風習(トレントの木から果物が取れます。魔物もこどもの頃から慣れさせれば、慣れるようです)、現実と切り離れた世界にほっとしました