サービス開始日: 2019-02-01 (2104日目)
今回の特殊エンディングが好きでした…と書いてから調べて、1話が特殊エンディング(-Strings Arrange-)、2話は映像なしで、今回が本来のエンディングだったと気づきました。ラララで始まる始まりが、言い表せない、"割り切れない"思いを表しているようで特に好きです。
恋愛模様がスパゲティになっていても、友情関係は滞りなく、学校生活も、家族ぐるみの付き合いも変わらないように進んでいきます。その変わらなさが面白く、その中に差し込まれるどきっとする表情や絵が好きでした。若干早足に感じましたが原作ラノベ(小説)だとある程度仕方ないかなと思うところです。
(ややこしいことになってるので状況確認)純の初恋は那織で、那織が好きなのは純で、琉実が好きなのも純で、純が今好きなのは琉実で、付き合っているのは那織で、琉実は那織にシスコンで(おそらく那織も琉実にシスコンで、ただこちらの微妙さは何かあるかも)、森脇は純に那織が好きだった(過去形)と言ったがおそらく現在形で好きで、純は琉実と付き合っていた時に一度も好きだと伝えてなくて、那織からみて純は現在自分と付き合っていても琉実を好きなことは明白で、那織は純の初恋が自分だったことに気づいていなかったが、琉実からみて純の初恋が那織だったことは明白で、琉実は付き合っている時から純が自分のことを好きだったと気づかず、那織と琉実はそれぞれ気づかなかった純の初恋と純の好意に気づきました。琉実は純に言っていなかったことがあって、那織は何か決意しました(おそらく次回)。
教授くん(森脇)の嘘が好きでした。
逆光の中で、純は琉実に付き合っている時から好きになっていたと伝えます。その思いはその言葉通りに割り切れるようなものではないように感じました(状況確認では割り切って書きましたが)。那織が2人きりになった時に感じるように、琉実が楽しく話している会話に混じれない時に感じるように、〇〇!(任意のハーレム系主人公で可)となじりたくなるような純の曖昧さが、ラノベ(他サブカル)好きの人物のおちいったラノベ的状況という入れ子状況もあいまって、現実のようなラノベのような、どちらにも着地しないふしぎな視聴感覚で楽しかったです。
前回溜めさせてもらった分(溜めたというには随分動いてましたが)3倍増しにしときましたなハイパワー作画に魅入りました…(もう一周します)。それにしてもずっと動いてました。長尺の戦闘場面ですごかったです。カーチェイスまであって大満足でした。
協力者、まさかのエマ(推定)で、完全に予想を外しました。全然疑ってなかった…完全に騙されました。二重スパイ(予想)とはこうあるべしですね。これも外れてるかもしれませんが、恐らく次回、種明かしをわくわくしながら待ちたいと思います。
追記 今回OPのエマのテディベアが気になりました。ヒガンの燃える家族の写真と、マイクの携帯(家族への応答が遅れた)と来て、エマはきっと3人目の主人公だと。このテディベアにも何かあるのかもと想像しながら来週を待ちます。
(2周目視聴後)少なく見積もって7、8分は戦闘の動画でした。動いていない時の間も好きです。負けイベでも好きです。戦闘ではありませんが、マイクが元アウザの人の拠点に入るまでの細かいしぐさも好きでした。
同時進行シナリオの巧みさも、分析的に書けませんが好きです。
(おそらく30度前後の)爽やかな夏の日という概念をもはや忘れた…と思いながら、心地よさに浸りました(浅村悠太は暑そうでしたが)。距離感がわかってきたふたりの距離感が、突然の現代文の勉強手伝って、で若干のやっぱりわからなさの揺り戻しを含みながら、観ているこちらも緊張がほぐれるいい感じでした。
奈良坂真綾のとても頭の良さそうな察しの良さと相手に合わせた(おそらくいくつも引き出しのあり、即興で新しく組みなおす力もある)会話内容の切り替え選択は、うわ頭の回転はやと思いながら見てました。社交的で頭の回転がはやく勉強ができる人の動き(アニメ)がすごく表現されてたと思います。本当にいそうな(会ったら私は気後れしそう…と思いましたが、そういうタイプにはそういうタイプで合わせて変えてきそうです)感じを受けました。
作業用BGMで効率が上がるという概念をついぞ理解できなかったので(私は音がない方が集中できるタイプです)、まぶしいものを見るようにやりとりを見てました。
「では、俺の目をまっすぐみれるか?」フォーマルハウトとの冒頭のやりとりは、二人の会話の枠を超えて、今回の全体を貫くテーマになっていた気がします。
「第4回 動くものを追う習性があります」今回のサブタイトル表示絵とても好きで、見返してさらに好きになりました。出来事の思い出の品が数々映るのは強いです(次回予告の傘も好きな予感がしました)。そういえば、オープニングの”クラクラに クラクラにさせてなんて”(ぐるぐるに→クラクラに 訂正。なんでぐるぐる…)のところはサブタイトルと似た形式になっているんですね(その視点で見てなくて気づいてませんでした)
「彼女には悪いが本当に決着をつける時が来たようだ!」の前の、声が聞こえただけで力が抜けたにぎりこぶしのリアクションだけで(ダメそうですね…)って思えて楽しかったです。
観覧車の描写が印象に残る回でした。と思って見返したらオープニング映像以外で、最初の5分間、観覧車は描かれていませんでした。
やや下方向から見上げる角度(A)、やや遠く斜めになった観覧車を見る角度(B)、観覧車に正対するような恐らく中空からの角度(C)の3種類の構図に観覧車の明かりや空の模様で描かれました。
・フォーマルハウト「壮絶な戦いだった」(A。観覧車の明かり)
・ミラ「消そう」(B。観覧車の明かり。流れ星)
・ミラ「今日は私の同僚を連れてきた」(C)
・白夜「フォーマルハウトさん、帰ったんですか?」ミラ「ああ」(A)
・ミラ「気に入ったのか」(B)
・白夜「私、嬉しかったんです」(C。夕焼け?)
・ミラ「フォーマルハウト、誰がうさぎを拾ってこいと言った?」(B。夕焼け?色合いをひきつぐ)
(見落としがなければ)この7箇所だったと思います。こういうことを考え出して、オープニング映像は図案化していることもあって、正面からの構図だと思いました。明かりや空の色合いでも意味が込められていると思うので、そう単純化できないような気もしますが、Aのやや下から見上げる図はフォーマルハウトの素直さと勘違いしがちな性格を、Bの遠さと斜めった角度はミラの好意を悟られたくないとまっすぐに表せない様子を、Cの真正面すぎる角度は白夜の誰に対しても変わらず「参謀さん」、「ミラ」への好意も隠さず告げる生き方を、象徴しているように見えました。
はじめに印象に残ったのは白夜「私、嬉しかったんです」(C。夕焼け?)の場面です。正面だという印象が強く残り、即座にオープニング映像が思い出されました。
3人ともが違う視点で見ているのがよく見える回で面白かったです。例えば魔法少女になったのはお金が目的と聞いたフォーマルハウトの反応は、コメディで流されてましたが、以前ミラがそれを聞いた時との違いが興味深かったです。ミラがお世話になってると挨拶されて、私もいつも「参謀さん」にお世話になってると返した白夜の反応も、フォーマルハウトにとってはただの親友の名前でしかなく、ミラにとっても大した意味のない自分を他者と区別する記号にすぎなくても、白夜にとってはそれを知ったことが特別でした。
観覧車はそういったことを、ひとつの〈場〉を共有していったことと同じ時を過ごしたこと、それぞれに見え方が違うこととを表しているのかもしれません。
とても…よかったです(というかこんな話数のサブタイで不意打ちしないで…フウとwhoをかけたギャグとみせかけて、恐らくフウの故人アヤだったというのはものすごく涙腺にきました。)。
脚本:鈴森ゆみ
絵コンテ:出合小都美
演出:小林彩
マサキの本棚、たった数分の動画だったとしても、それを観る人に不自然に感じさせないために作るには、とんでもない量の努力の積み重ねが隠れています。マサキにとっても当たり前のことになったそれらは、ふと他人が目撃することになればおどろくべきものになります。それは歌も演奏も同じことで、有名になれない程度(とあえて書きます)の人間だったとしても、変わりないことです。
フウの生きてきた積み重ねから出る変な言葉がありました。マサキのしつこさを銭湯のおちないヌメリのようと表現したところです。アヤの、アヤとの思い出を、歌ってみたの収録にあたってフウが緊張している自分に"ヤキをいれる"様子が感動的でした。外から見たら変な言葉で、もしかしたらそれは誰にも伝わらなくて、それでもそこには強く温かい感情が確かに宿っていました。
永遠に生きる者と命短い種族の交流、という王道を抑えていたところもすばらしかったです(私では汲み取ることができませんがもしかしたら何らかの先行作品に対する目配せもあったかもしれません。なんとなく脚本にそういう重みを感じました)。
最初の視聴から3日くらいして急に、シノビスーツはそれこそ汗の一滴(今回のヒガンの失敗)たりとも落とさないために着ていたのだと思い至りました(メタなこと言いますと、ヒガンの強者感を落とさずにアウザシティーの防衛システムもポンコツにしないいい塩梅だったと思います)。
なめらかに過去と現在を行き来する構成が面白い回でした。未だ過去になっていないことなのかもしれません。
溜め回(といいつつアクションあり)でしたが、ちょうど戦う両者の間の因縁がほしかったところだったのでほしい栄養素が取れたような満足感がありました。
内通者(仮)は一体誰なのでしょうか。内通者が使役?していると思われる鳥の目の特徴から本命は頭領で(対抗はザイ、大穴は社長もしくは秘書で)予想してみます。
反射と修正の図式化、雨の降る日のトンネルの中は傘を差さなくてもいい、が好きでした。
日記(記録)をつけている人間(時)とつけていない人間(時)では違いがあります。(視聴感想から離れるかもしれません)……とか書いている(考えている)うちに視聴しているときに反射的に思ったことを忘れてしまいました。私は反射を書き留めたいと思っています。すぐに忘れてしまうからです。
(少し思い出しました)(作中では先入観を持って見るという)自分がされて嫌なことをしてしまって、罪悪感から他者(浅村くん)からみればよくわからない理屈で謝る沙季に、うっ…と苦い記憶を刺激されました。
浅村くんの苦手が表れて、悦にいる心地のした私は悪い人間です。
「理解してくれすぎます」、悪い意味かなと考えました。良い意味だったことが明らかになりました。
恐らく日記を映像作品風として表したのが印象に残りました(その内の表現について何も言っていないので、これは何も言っていないに等しいです)。
浅村くん、悠太は悪い可能性も考えただろうと思います。
人間は皆異なるので同じだと言ってしまうのは全て嘘…とまでいうとそれはそれで過激すぎますが、そう思っているので、私の全てを理解してくれると思って及んだ行動で違いがはっきりした(だめなところを含めて似ているの意味を取りきれていません)ところは同意的に印象に残りました。
記録した思いはその時の思いに対して嘘をつくことがあると思っているので、悪い意味が含まれていた可能性を私は捨てきれません。
やっぱり二度観しちゃいます。オープニング映像で白夜の指先が鏡映しに映る場面が印象に残りました。(うまく伝わるかわかりませんが)指先はそこまでかわいくないのがかわいい、と。見返して、アバンで悪の組織の幹部たちの指先が多く映っていることに気づきました。無意識にくらべた気がします。
効果音芸がこなれてきて(もしかしたら私の耳もなじんできて)とても楽しかったです("泣いてもかわい…いや"のところとか、好きです)。
思わず第2回も見返して、改めてみたら今回の夜の白夜の泣きだす前の手の組み方が、第2回での過去写真群の中の白夜と似た組み方にみえました。
送ったお肉をごちそうになった夕食、実をいうとその場面を映さなかったことが好きでした(それがふたりだけの秘密になったことにそれがいいと思いました)。それでいて洗い物にお椀とお茶碗が2人分一緒に洗われていたところにほっこりとした気持ちになりました。
見終えてしばらくしてから気づいた(満ち足りていたので気づきませんでした)のですが、今回は変身バンクがありませんでした。そう思って見返すと参謀さんのブチギレ(本人曰く冷静)場面がそのかわりの作画パワー解放シーンにみえてきました。そういえば1回目視聴からケースに入ったビール瓶たちの揺れる様子にフウウウウ!!!(最高の揺れ具合だ!)となった、とおもいだしました。
"そんな、でも私先輩にお返しできることが"の絵に、ひどく引き込まれました。3人で過ごした(紙コップが3つ)部室の風景の俯瞰、本棚背景の2人(正宗をリリサの背後から映す)、リリエル背景のリリサの絵のあと本棚背景の先輩の絵(やや背が低い感じ。リリサ視点?)、の順の後にただ夕陽のさしこむ部屋の2人が、そういった背景を置き去りにして、1人と1人、ただ1人と1人との人間として向き合い映ったような気がしました。
今回冒頭で野球部の歩く様子が映ります。水着もNGなモデル、美花莉は自分1人では10年かかっても発想しなかったコスプレをします。団体行動をとることは、1人ではたどり着けないところまで連れていってくれることがあります(その効果を賛美すると同時にモデルの契約があるからと断れる個人主義を示す配置に、そちらよりの考えの人間としてはほっと息をつきました)。しかしそれは、限界以上に頑張ってしまう危険と隣り合わせです。正宗先輩に支えられてリリサ(と手伝う正宗)は初めてのイベントに向けて徹夜の追い込みをかけます。その危険を冒す芯を、1人と1人とで決めたように感じられたことがきっと好きでした。
追記。コスプレやROM作りのリアル(現実というより現実味の意)も興味深く観ました。
オープニングの"パラレルなハート"の入りがとても良い回でした。デート先が仏像展、寄生虫館。そしてサンリオカフェは断ったんかいと思いながら、明かされた前回の2度目の告白(別れ)がその入りで、パラレルって何だっけ?思いだせないけどパラレルなハートだと思いながらOPに心境が合いました。パラレル、"平行(的)。並列(的)。"。パラレルワールドのパラレル。並列的でぶつかることのないその関係がもしかしたらこんなにも楽しいのかもしれません。
マッチング率200%みたいな会話しおってからに…と思うような、前回のデートに勝るとも劣らないくらい楽しいデート描写でした。だいぶ入り組んだ矢印関係になってるのに、そんなこと(そんなことじゃ済まないですが)脇においやって楽しんでました。デートの恋愛映画で違う人を思いうかべる人とデートしてるのに、楽しかったです。
「お姉ちゃんってさ、悔しいくらいお母さん似だよね」、冒頭ゴールデンウィーク終盤の焼き肉パーティーの最中の、時系列でいうと初デートの後、那織が純から「付き合わないか」という提案を受け入れた後の(純が琉実をまだ思っていると知った後の)この台詞は印象に残る台詞でとても好きです。分析するのも野暮かなと思いつつ忘れないように書いてみますと、好きなように遊ばせていて特別話が合うようでもないのに愛されているところかなと考えました。
何にせよ…というか何で何だか楽しかったです。
多分、〈正直ウザいから放っておいてほしい〉と言えたらとても気楽だったと思いました。そう言えるような性格でも、相手達でもありませんでした。
表情を映さない、映ったとしてもほとんど意味を伝えさせない、抑制的な絵作りだったと思います。実を言うと、読み取らなくていい、ほっとかれる感覚がして、私としては居心地がよかったです。それはそれとして発言の裏を読むことで意味を推測することも可能かとは思います(推測です。情報が確定しません。背景と話の展開で想像はできてもそれは嘘だという情報も出てきません。それが本当だという確信もありません)。
妹の台詞で「ごめん」が3回あらわれました。
誰かを見返したい、そういう話になって、兄悠太が思い浮かべたのは母親でした。おそらく(それまでの話から)妹沙季が思い浮かべているのは外の人間達です。同じようで同じではありません。
ところで、私は目玉焼きは何をつけるかより(そこは何でもいいです。何ならプレーンでも食べれます)焼き加減のほうが重大な問題だと思う派です。半熟の目玉焼きを私は認めません…
朝起きた時点で普段なら気にしない格好を気にする冒頭が好きでした。いつものおしゃれは武装だという妹に、兄は始めゲームのような印象で受けとめます。その時の会話を兄は妹の表情とともにエンディングで回想します。この時その場面の表情が初めて示されますが表情からその意味は読み取れない…様に見えます。
綺麗にもなれて、勉強もできてお金も稼げて、ほんとは人付き合いもちゃんとこなせて。(推測することしかできないので、自分の傷で話すことになりますが)放っておかれるための前提条件はない、と思うには、そして人に頼るを覚えるには、多くの前提条件を考える必要がありました(未だちゃんと出来ている自信はあまりありません)。
すがすがしくウザい朝の父親で何か落ち着いて、そこからゆったりと画面を見ることができる様になりました。
(1話のハイテンションもそれはそれで楽しかったですが、このくらいのテンションの高さがほどよく好みでした)
冒頭、「アイドル」も「モデル」も見分けのつかない校長(どちらも「有名人」)先生の歓迎の言葉から始まります。目は目だけで見ていません。目に映ったら自然と口元が緩んでしまうような「大っ嫌い」な「先輩」は、モデルになったこの子からはどう見えるのだろうと想像しながらOPを観ました(前の方の先輩の登場場面と最後の撮られるために歩く様子が印象に残りました)。
(すでにだいぶ忘れかけていますが、1回目はどんなことを考えていただろうとおもいだそうとしながら2回目を観て書いています)
モデルのみかりんをアイドル(偶像)的に見てサインをほしがるクラスメイトを見たり、「噂」で色メガネにかけながら陰口をたたく声を聴いたりしながら、今回は『見る』ことに焦点を当てた回かもしれないとやや確信しました。ほーっとその転校生を眺めるリリサに何を思っているかハテナが残りました。それはその後の展開の導入だったと後から判明しますが、その時この時のことを思い返して、傍目からは生のモデルに会って舞い上がってるクラスメイトたちと同じに見えるだろうと思いました。みかりんに漫画の部活あるか聞かれて(自分達と同じように)みかりんは漫画が好きなんだろうと想像したクラスメイトたちの『目』も面白かったです。
昨日の出来事を思い煩って部室に向かう正宗はリリサの目を気にしています(見返していて気づきました。正宗の明らかにヤバげな様子に周囲は引いています。そういった目は正宗には目に入りませんでした)。部室で(「まだどきどきしてる」リリサは自分のことで手一杯で正宗の様子が見えていない、と見返して思いました。ここから正宗とリリサのやりとり全部好きでした。その後のゆかりと正宗のやりとりも全部好きでした)先ほどのハテナ(リリサはモデルの転校生に何を思ったか)が明かされて、すごい見え方だ!と笑いながら楽しかったです(明かされる前、話を聞いた正宗の予測が「意外とミーハー」なのも改めて観ると自分の見え方と正宗の鍛えられた語彙力から角度が変わっていて面白く感じます)。部のカメラ(今考えるとこれは先輩の残した『目』でした)に残された写真を眺めて笑む正宗にリリサは自分の「わがまま」が正宗からどう思われていたかを想像し、正宗にも部活を楽しんでほしいと考えます(こういう理屈ぶったこと考えなくても、コミカルで楽しかったです…考えながら観ると「私たちも楽しい部活にしましょう!」にうるっと来ました)。
空き教室でのカメラの撮影テスト(「ここなら誰も来ないので」、みかりが来るフリかと思いました。ほんとに誰も来なくて面白かったです)、……正宗の目(傍目)には普通でも、リリサ自身の捉え方ではダサくてキツいとか、コスプレと思えば平気とか、でもコスプレじゃないこと思い出すと恥ずかしいとか、本物の『目』を研鑽してきた方なら無限に語れるところだと思いました(私の『目』では力及ばす…なんかすごく良かった、コメディとしてもすごく楽しかったし、くらいしか言えそうにありません。改めて聞くと「私はリリエルじゃないから、リリエルになりたいんです」の台詞が深くて何か考えたくなりました)。三次元女子として見れば平静に戻れるとか、それ(平静に戻ろうとする正宗)を見たリリサが「上手に撮れるおまじない?」と勘違いしたこととか、何重にも『目』の話が重なっていて面白かったです。眼鏡を落とした場面では、眼鏡を落とす意味とは!といきりたちましたが、ドジっ子属性であ…そっち(スン)となりました(しかし、真剣に考えても何か言えそうだ、とは思います。そして楽しかったです)。ドジっ子芸三連発はそうはならないでしょと思いながら笑ってました。めっちゃ楽しかったです(補習の呼び出しは二人だけの空間から外側を一気に取り戻す展開で、見返して感心しました)。「楽しい部活の記録」をカメラに残すところがとても好きです。
(みかりんに夢中になって書道部が目に入らない周囲の様子も、再び目撃すると含蓄を感じます。何かに夢中になることはその何かに対して深くなると同時に必ず何かが見えなくなります)1人で遊ぶ無我夢中で楽しかったはずのゲームに「盛り上がりに欠ける」と感じる正宗が好きです((書いた文章を些少なりとも推敲していて、屋上で1人になったゆかりと対比になっているように感じてきました。モデル(広い空)になって正宗に再会するみかりと、ゆかりの思う「オタク」のままではいられなくなった正宗の、どちらも1人になった2人です))。「先輩」(正宗)とみかり(みかりん)の再会や回想には、本当に変則的ど直球(前回感想同様だからどっち)な運命の出会いの描き方がじょうずすぎると思いました。とても好みです。そういえば、今回は特に口元の微妙なニュアンスの描かれ方が好きです(と正宗に再会した美花莉の口元を観ながら思い出して書きました)。AパートBパートの切れ目、ジングルがなくてもはっきりとわかる演出が好きです(その後の回想を知ってから見ると、髪形を寄せてから好きな子いるか聞いたみかりにぐっと来ます)。みかりが自分が変わったと認識していることと正宗はみかりは変わらないままだと思ったことと、…ここ笑いも感動もサラダボウルで感情が乱高下しながら書いています。「待って!行かないで先輩、せっかくこんなに近くに来てくれたのに…もう少しこのままで」がとても好きです(…もしかしてリリエルの台詞の引用なのでしょうか?)。変わらない「オタク」な先輩を見て、みかりは「今は好きな子いるの?」に対する先輩の微妙な変化を見逃します。
屋上の独白もなんだか喉越しがよくて好きです(再度観ると、1人になったから見えるもの、という意味も思い浮かんできました)。「(先輩を忘れる?)」でそんなこと言われても絶対忘れない!とはならなくて「ここで裏切ったら」〜だから先輩の理想の天使として裏切らない、という結論が予想を裏切る結論でめちゃめちゃ面白かったです(完璧に王子様でかっこよくてオタクでダサい先輩(幼少期)が完璧でした)。
最後いよいよ一堂に会した3人、(「メイクが完全じゃないんですが、今回はテストなので」「まあ、完璧じゃなくても、な」のやりとり、好きになりました)みかりは「女」に目がいって「リリエル」(コスプレ)が見えません。そのみかりの『目』が「リリエル」(リリサ)を捉えて終わるのも素敵な結末でした(「女の子に顔真っ赤にして」いる先輩もあながち間違いではなくて、何も見えなくなっているのではなく、見え方が違っているところも好きです)。
蛇足。随分と長文になりました。これほど長文になったのは、私の『目』がちょうど見ることに向かっていたからだと思われます。私は私だけの目で物事を見ていないんだとしみじみと思う出来事がありました。かつては見えていたはずの〈それら〉がどうしても見えなくなっていて、その当時読んでいた本を再読したら〈それら〉が見えるようになりました。夢中になれば見えるものもあれば見えなくなるものもあり、多くの『目』を忘れないようにすれば(それは良いことのようでいて)それらの『目』を忘れた時に見えるものが見えなくなり。だから忘れないのではなく多くの『目』を思いだせるようになりたい、とここを書いている時点では思いました。
絵が可愛すぎて上手すぎます。どこで止めてずっと眺めていても飽きないんじゃないかと思うほどです(2回観ました)。いくらでも動かせる人があえて止めている、そんな印象です。変身バンクから帰ってくるところの髪の靡きにも見入りました。
オープニングで毎回(考えたらまだ2話でした)泣きそうになります。盆踊りの雰囲気を何となく感じます。時節柄か、今日は特に強く感じました。未完成ランデヴー / Lezel、フルサイズをダウンロードして聴いたら、未完成ランデヴー Anime size ver.が単純に1番部分というわけでもなく、1箇所フルサイズとは異なった歌詞があったことに気がつきました(フルサイズだと盆踊りというよりもより汎用性のあるダンスミュージックといった印象を受けました)。"あたたかい言の葉と 花刺繍を見つけたんだ"です。フルサイズでは"あたたかい言の葉と 花刺繍を見つけた"という歌詞でした。メロディも違っていたので別録音だと思います。
ずっと見入っていましたが、特に記憶に残っているところを残してみます。焦げた袖の絵で手首に見入りました。「イー」だけいってる下っ端たちの台詞でアップリケだけ音程を取ってくるところなど楽しかったです。制服を変えないでアップリケのついたものを着ていたことに気づき、深森白夜の胸に暖かいものが去来した様子の動絵画に思考を忘れました(2回目で状況を把握しました)。スライムさんがかわいそうでした(その使命のためにうみだされて放流されたのに…えっちな場面でもかわいいが勝って感じて新感覚でした)
(視聴2回目の感想)
忍びの術は門外不出から外の者にも伝えるものへと示されて、似た技(恐らく元祖の技)を主人公が後だしで出す戦闘が行われます(というたぶん意味合いの戦闘だったと1回目の視聴では気づきませんでした)。その場にあるもの(お酒)を使った火遁の術が好きでした(店主さん不憫でなりません…その不憫が好きです)。アウザイーツの配達員と同じように入ってくる戦闘員には似たような立場(雇われ)なのかなと思いました。AUZA(アウザ)の技術と顔を隠す偽装の技術にも何となく共通性を感じます。戦闘員の使っていたブレードの技術のように、忍びの術の中にも逆に取り入れられていったものがあるかもと想像させられて面白かったです。当てずっぽうの忍びが居そうな場所巡りも楽しみました。
シカ!シカシカシカ!シカ?とか、シカ天使(子鹿)とか、シカネタは面白かったです
アバンに鹿の足音が入っていたためか、シカ色デイズのドラムが鹿の足音っぽいと気づきました。
(謎のシカ電波でみんなの意識が変になっている前提にしても)暴露やえぐさ、やばさで笑うのは私には難しかったです。
追記、シカ色デイズは好きで聴き続けると思います
何か…とてもよかったです。
(それだけの感想にしたい気分ですが、それだけでは何のこと?なのでもう少し書きます)
前半、彼と話の合う姉に対する愛愛しい嫉妬に、未熟さにいたたまれなくなる告白に(とそこにある真意を汲みとる彼のイケメン度合いに)、初々しい付き合う様子に身もだえしながら観てました。楽しかったです。
記憶に定かに残っていませんが、目の端に映る小物の品々も楽しかったです。
後半は妹から見た視点、前半との出来事の意味合いの違いがおそらく面白かったです(そうでなくとも、何かよかった、です)。例えば姉にとっては妹ばかり話が合うと思っていた時間は、妹の中ではあいまいで心地のよいぬるま湯のよい時間でした(彼との距離に二人の間に差はないと感じていたと思います)。例えば仲直りの出来事は、姉にとっては惚れなおす出来事(連続した過程のひとつ)でしたが、妹にとっては決定的に自身が変化させられた出来事でした。例えば例えばと書いていて思いだした(思いだして気がついた)のでまた見直したいですが(また観たいと思う、何かよかった、でした)、姉が告白したこと妹に伝えた場面、前半(姉視点)ではよかったねと喜んでいる妹の様子だけがたしか映っていたと思います。後半、お互いに目を伏せて話している様子が(後半だけが印象に残っていてなぜ印象に残ったのか気がつきました)描かれました。
彼が何を思ったか、まだ伏せ札になっています。その緊迫感も、何かよかった、に含まれている気がします。