とても良かったです。
戦うこと、こどもの為に恩人に銃口を向け、同じ情を持つ相手から奪われかけて。戦わないこと、銃口を向けられても、手を延ばして。最後の、子はかすがい、だとちょっと違いますが、飲食代を迷惑料で勘弁してやる、な、あいまいな赦し合いを許さない敵(推定)の送り込んだ機械(ロストテクノロジー)がもたらした結末まで、堪能しました。ヴァッシュに助けられてしまったために、息子の死に目(おそらく)を見ることになったネブラスカ親は、「誰も傷つけたくない」バッシュによって、傷つけられることになったと思います。
それから、効果音(リードフォーリーアーティスト、フォーリーアーティスト、フォーリーエディター、録音助手、ダビング助手)がすごく凝った作りになっているようなのに気がつきました。臨場感があって(絵の効果ももちろん大ですが、私は耳のほうが強く入ってくるタイプでより印象に残りました)、手に汗握りました。