湯浅作品史上最高で最悪な一話。
過去にOVA AMON デビルマン黙字録を視聴したことがあり、このラストシーンはもともと知っていた。当時も人生レベルのトラウマを植え付けられていたため、1話で「牧村美樹」という名前を聞いた瞬間に、ああ、この話やるんだろうな。と分かってはいたが。crybabyはもっとも凶悪かつ美しい形でこのシーンに至るまでを描ききっている。どん底に落とされた。
特殊EDは、閉じていく映像とシンセ・叶わなかったタンデムがただただ美しかったです。
みんながマジでヤバイヤバイ言っててめっちゃ構えてたのに、思った以上のワイワイアニメでワロタ。登場人物の平均年齢低すぎておもろい。将棋には明るくないけど、上下に揺れて手を読む棋士の癖みたいなのは見覚えあったのでちょっとテンション上がった。
序盤のピーク回。アウトドア好きならではのフェティッシュが詰まっていてスタッフ達の好きを感じた。個人的には、シーンによって富士山見る角度が山梨(身延町?)側、本栖湖側で変わっていて感動した。
テント立てあるある。そしてふもとっぱらが出てきて微妙にテンションが上がった。長渕剛ソロコンサートを敢行したことで有名なふもとっぱら。富士山五湖から綺麗に見える富士山が毎回見れるのは嬉しい。
アウトドアに行きたくなってしまう1話。テントを張って、イスを組み立てて、霜が降りたばかりの湿った土の匂いと薪の燻る香りが鼻をくすぐるあの感覚を思わず思い出してしまった。ただ、キャンプサイトにはあんな可愛い服着た女の子はいない。本栖湖で原作再現に精を出して騒ぐオタクが目に浮かんでしまった。やや地元。
開始20秒、高木さんが喋った瞬間頭の中で聞こえていた高木さんの声色そのものが聞こえてきて心臓が止まってしまいそうだった。エンディングでは思わず大声が出てしまった。