サービス開始日: 2017-04-21 (3219日目)
久美子とあすかのストーリーに絞ったことにより、
総集編にありがちな、ダイジェスト感や、シーンのつまみ食いによるブツ切り感がなく、
劇場版の響け!ユーフォニアムとして成立していると感じた。
これだけピントを絞って映画化できるのは、
作り手が、響け!ユーフォニアムという物語と登場人物を信じているからだと思う。
また、観る側にも伝えたいことが届くと信じているからだと思う。
演奏シーン以外の新規シーンは、ほぼ、あすかのための追加だったように思う。
TV版では、吹奏楽部側の視点で、あすかがいなくなるかもしれない状況や、本心の読めない不安感、
久美子から、姉・先輩への想いにメインのスポットが当たっていたと記憶しているが、
劇場版では、あすかがその間どんな想いでいたのか、吹奏楽部・ユーフォニアム・久美子をどう思っているかにスポットを当てたシーンが増えている。
TV版でストーリーを知っていることもあいまって、あすか側の視点で追体験している感覚になった。
その観点だけでも、ファンとしてはTV版を補強する意味で観る価値があると思う。
そのほか、きれいな作画や、丁寧な演技、映像効果表現はTV版の時から変わらず素晴らしいです。
演奏シーンのパワーアップは、ぜひ映画館で体験するべし。
空港での手の作画に気合入ってたなぁ
舞台上から青葉を呼ぶセリフは、コウのからのエールになっていて、声の演技もそちらに寄せているように聴こえた。
向かい合う二人の位置関係と、揺れる髪、逆光で、青葉が受けた驚きと嬉しさ、コウへの憧れ、尊敬の心象が伝わってきて、とても印象的なシーンだった。
別れの言葉をかけるオチで、うみこが、恥ずかしそうにしてるのスゴイかわいい
りんが腕時計に触れるシーンは、所作で感情が伝わるいい演技だった
コウとうみこの関係好き。お互いにプロとして認めあってる者同士の、軽口といった感じ
ねねっちめっちゃいいこ。批判されても、相手の人格を否定するような事はせず、自らを省みて、プラスの燃料に昇華できる、稀有な存在。うみこさんの期待に応えることが一番の恩返しだよね。
ねねっちの発言はなるっちの立場ではイラッと来るのはわかる。感情的になって、ねねっちを否定する言葉をぶつけてしまった。これは、目の前の相手を否定することで、自分の心を守る防衛本能なので、批判の為の批判になってしまう。
冷静になって、自尊心や嫉妬が発露してしまった事に気付くと、枕に顔埋めてバタバタ案件なのだが、なるっちは引き続きねねっちが真剣さが欠けているとぷりぷりしてる様だ。
意識的に明るく振舞って、場を執り成す事が出来る娘だと感じていたが、自分のコアに関わる事になると、歳相応に不安定な部分もあるのだと、改められた。
これまで、モモのお守役というキャラ付けが強かったなるっちだが、彼女自身がどんな人なのか少し感じられるエピソードだった。