絵が安定して綺麗だった。なろう系テンプレファンタジーがジャンプで掲載されていることに驚き。あくまで古典で現代性はほとんど感じない。人にばかにされてきた爺さんの生い立ちと主人公を守ろうとする心意気に、古のジャンプ魂は感じた。しかし主人公が受け身で何もしない。シュークリーム食って、遠征してきた敵を倒すしかしてないので、自分から動いた方がいいんじゃないかとは思った。作品が、物凄く淡々としていた理由の一つはコレかと。警官が主人公に魔法学校への入学を迫るラストにしたいなら、途中どうでもいい話が多すぎるので、最後から話を積み上げなおした方がいい気がした。おそらく原作からこの展開なんだろうとは予想するが。