悪夢は終わらない。
絶望は破滅を誘い、厄災は惨禍を招く。
ジャガーノートとの闘いのさなか、奈落に消えたベルとリュー。
行き着いた先は、全ての冒険者が恐れるダンジョンの深淵――『深層』。
満身創痍、孤立無援、迫り来る厄災の脅威。
迷宮決死行の渦中、五年前の後悔に苛まれる妖精はかつての仲間を追憶する。
一方、ベル不在のパーティの前に現れたのは、双頭の巨竜アンフィス・バエナ。
破壊の化身が吐き出す凶悪な炎流が全てを呑み込む。
希望も光明も失われた迷宮で、冒険者達が辿る運命は幕切れか、それとも……
これは少年と妖精が押し寄せる死に抗う、過酷に満ちた【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】ーー
リューさんの過剰に摂取できて最高のシーズンだった。
最後までなんとか生きられてよかったが、犠牲がえぐい
ダンまち、リューさん編。ダンジョン脱出ものとして秀逸。ヒロインのリューさん役の早見沙織さんの演技が素晴らしい。
本格的にダンジョン探索がメインになった4期だった。
ダンジョンという場所の緊迫感がメチャクチャ伝わってくるアニメ化だったと思う。原作読んでないけど。
ヴェルフ達の成長とリューのトラウマの克服。
筋は単純だが、下層深層の絶望と希望が絶え間なく襲い掛かり、冒険譚として非常に面白い。
身を貫かれても攻撃を止めず、毒の激痛にも耐えて対処し、「死んでくれ」と言われて何の泣き言もない……冒険者の鮮烈な生き様が印象に残る。
復讐に駆られる、死に場所を探す、トラウマに向き合う、英雄を見付ける、リューの心理の変遷が丁寧に描かれる事で終盤の可愛さにも磨きが掛かっている。リューを攻略する話と思って観てもクオリティが高い。
シリーズ最高の緊迫感あるバトルと冒険が続いておりダンジョンものの魅力が存分に味わえる。これまではベルの成長が中心だったが、今回は特にリューさんの絶望と再起が丁寧に描かれている。
アンフィス・バエナ戦はベル抜きでの死闘で、全員に見せ場がありひと時も目を離せなかった。
ベルとリューさんが落ちた深層では、3期までずっと強い冒険者やモンスターに揉みくちゃにされてきたベルが、強敵と渡り合っていたり、リューさんを励ましている姿が見られて感慨深い。また、クールでかっこいいリューさんと名前呼びになってからのかわいいリューさんの両方を楽しめて最高だった。
欲を言えば、アンフィス・バエナ戦以降のパーティの様子や迷宮からの帰還も見たかったところ。
ダンまちアニメ史上最も熱いクールだった。
分割の前半クールも申し分なくおもしろかったのだが、それを凌駕する怒涛の展開に手に汗握った。
特にベル抜きでアンフィスバエナと戦う所は全員が限界を超える活躍で何とか倒せた、あまりにも熱すぎる戦いだった。
一方で深層に落とされたベルとリューの2人組は開幕から満身創痍で命からがら生き延びたりやりくりする中で何度ももう助からないと思ったし、危機の演出が上手すぎる。
若干ジャガーノートとの決着で盛り上がり切れなかった感(と言ってもリューが過去を克服して勝利する熱い展開ではあるのだが、如何せんゴリ押しだしベルのアルゴウェスタの描写が軽めだった感)があったが、総じてこれに勝るほど熱い展開はそうそうないというレベルのものを見れた。
余りにも満足しているので、仮に5期が放送されることになった際に満足できるかが心配ではある。
3.9/5
ダンまちの中で一番面白かった!アリーゼが個人的に推し!笑
原作知らないので5期あるのかわからないですがこの調子でストーリが進んでいくのであればぜひ見たいです。
もうダメだー→まだやれる!の繰り返しで終わった
なんかじっくりゆっくりやってきた割には最後はちょっとあっさりだったなぁ・・・