八魚駅前にやってきた子ザメちゃんは、
ベンチで悲しそうにうつむく女の子・そらに出会う。
都会の高校に転校することになったと話すそらは、
ひとりぼっちになってしまうかもしれないと落ち込んでいた。
楽しい都会の様子が載っている雑誌を見ながら、
きっと都会でも新しいお友達ができると元気づける子ザメちゃん。
そらと別れ、歩き出した子ザメちゃんの目に、
キラキラした都会のポスターが飛び込んでくる。
そのとき子ザメちゃんの上をサメの形をした雲が通り過ぎていく。
そしてその雲に誘われるように、
子ザメちゃんは都会へ向かう電車に乗り込むのだった。
輝くネオン、人々が行き交うスクランブル交差点、
たくさん人たちが揺られる満員電車。
“とかい“を舞台に子ザメちゃんの小さな大冒険が始まる!
子ザメちゃん、うさめちゃん、あんこうちゃんがひたすら可愛い映画だった。声、表情、動き、動く時のポヨンっていう擬音すら可愛かった。都会の町を冒険し、色々な人達や新しい友達と出会う子ザメちゃんの姿、何か悩みを抱えているような人であっても子ザメちゃんと出会ってみんなが笑顔になる、作品全体が温かくて優しい雰囲気だった。沢山の友達と出会い、沢山の思い出を作っていった子ザメちゃんの様子を見るのはとても楽しかった。癒される映画だった。
キャラは可愛かったけど、思ってた以上に場当たり的な展開というかストーリー性がなさすぎて……